「社團法人台灣盲人環台為公益而跑協會(公益のため台湾を一周する、台湾の視覚障害者協会)」が結成した代表団が、アメリカ・ニューヨークで開催される「シュリチンモイ自己超越3100マイルレース(Self-Transcendence 3100 Mile Race)」に参加します。
2026年の第30回大会は、アメリカ時間の8月30日(日)午前6時に正式にスタートし、10月20日までの最長52日間にわたって実施される予定です。外交部(外務省)の林佳龍・部長(大臣)は13日、SNS上で、10日午前に外交部で代表団のために自ら国旗授与式を執り行ったことを明かし、無事と健闘を祈るとともに、選手たちが中華民国国旗を背負ってゴールを駆け抜け、台湾の最も力強いスポーツ大使となるよう期待を寄せました。
林・部長によりますと、「自己超越3100マイルレース」は世界最長の公認ロードレースで、全行程は4,989キロに及びます。参加者は52日以内に完走しなければならず、1日平均で100キロ近く走ることになります。今年は「超馬老爹(ウルトラマラソン・ファザー)」という愛称をつけられた羅維銘・選手が5度目の挑戦を行うほか、視覚障害を持つ呉鎮安・選手と古奇哲・選手が、伴走者のサポートの下、チャリティーオープニングレースに参加します。
林・部長は、呉鎮安・選手と古奇哲・選手の姿から、台湾人の粘り強さや、社会がお互いに支え合い、寄り添って共に歩む力を垣間見ることができるとし、このような精神こそが文化や言語を超えた感動的な物語であると指摘しました。
林・部長は、同協会、国際ロータリー、およびこれまで選手を支えてきたすべてのパートナーに感謝の意を表し、より多くの視覚障害者が屋外へ踏み出し、スポーツに参加し、さらには国際舞台へと歩み出す機会を得られたことを称えました。また、自身が日頃から提唱している「国民誰もが外交官」の理念に触れ、スポーツ外交もまた「総合外交」を推進する上で重要な一環であると強調しました。
林・部長は、「総合外交においては、誰もが外交官であり、一人ひとりが台湾のアンバサダーとなって、台湾の最も素晴らしい部分を世界と分かち合うのだ」と語りました
林・部長は、台湾の選手たちが近年、スポーツの国際舞台で目覚ましい活躍をみせており、台湾の国際的な認知度を高めていると指摘、3人の選手が台湾のスポーツ大使となり、積極的な参加を通じて、台湾が障害者の権利平等、インクルージョン、および相互扶助の価値観を重視していることを世界へ伝えてくれることに期待を示しました。
(編集:呂学臨/駒田英/本村大資)