国内で新型コロナウイルスの感染状況が拡大しています。衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)の羅一鈞・署長は13日、先週の受診者数約2万5000人に達し、今週は2万7000人に増加する見込みだと発表しました。感染のピークは今週か来週になる可能性が高く、中でも0歳から19歳の年齢層で増加傾向が著しいということです。このため、夏休みが終わりに近づき、小・中学校が相次いで新学期を迎えるにあたり、学校では事前に関連する感染対策を講じる必要があるということです。感染の流行期を脱するのは9月末から10月初旬になると見られています。これを受け、行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)は衛生福利部に対し、学校での9月初旬の新学期開始に対応できるよう、医療体制およびワクチンの確保を徹底するよう求めました。
衛生福利部疾病管制署の羅一鈞・署長は、重症例は依然として65歳以上の高齢者や慢性疾患の患者が中心であり、そのうちの9割が今シーズンの新型コロナウイルスのワクチンを接種していないと指摘しました。現在、ワクチンは国民全体を対象とした公費による接種が継続されており、中央政府と地方自治体を合わせた在庫は約14万回分で、毎週約2.4万〜2.9万回分が接種されています。既存のワクチンで今回の感染拡大の需要に十分対応できると見込まれています。また羅・署長は、現在国内で流行している新変異株は「PQ.16.1.1」であるものの、現在使用されている抗ウイルス薬やワクチンは引き続き有効であると述べました。
(編集:呂学臨/本村大資)