台湾国際放送の運営母体である、中央放送局(Rti)が17日、中華民国台湾の国交樹立国でカリブ海に位置するセントビンセント及びグレナディーン諸島のゴドウィン・フライデー(Godwin Friday)首相が招きに応じ、11日から15日にかけて訪問団を率いて台湾を公式訪問したと報じました。今回はフライデー首相の就任後初めての台湾訪問であり、正式な表敬訪問から視察まで、豊富な行程が組まれたということです。外交部(外務省)の林佳龍・部長(大臣)は、台湾とセントビンセントは自由と民主主義という価値観を共有しており、国交樹立から45年を迎えた現在も、両国の友好関係は変わることなく、二国間関係も一貫して非常に強固で安定していると述べました。
セントビンセント及びグレナディーン諸島では、2025年11月に総選挙が行われ、党首のフライデー氏率いる新民主党(NDP)が勝利しました。わが国の政府は当時、同国で選挙が無事に実施されたことに祝意を表するとともに、同国の国民が公開性、透明性、平和的な民主主義のプロセスを通じて投票を行ったことを評価し、民主主義を守るという揺るぎない信念と、成熟した安定的な政治文化を示したと称賛しました。
両国が共有する価値観は、両国間の外交関係における重要な基盤となっており、林・外交部長はフライデー首相の歓迎昼食会で、この点を特に強調しました。
林・部長は「私たちの外交関係は、自由と民主主義という共通の価値観を基盤としており、強固で揺るぎないだけでなく、両国の国民に利益をもたらしている」と話しました。
フライデー首相の今回の台湾訪問では、頼清徳・総統への表敬訪問、両国の国交樹立45周年記念祝賀会の主宰、セントビンセントの投資ビジネス機会説明会への出席などのほか、さまざまな視察も行われました。このうちフライデー首相夫妻は林・外交部長の案内で、北部・台北市にある、かつて商業の要衝として栄えた歴史あるエリアである大稻埕を訪れ、迪化街を散策しながら、台湾の文化的な特色に触れ、地元の味を楽しみました。
林・部長はSNSでこの様子を紹介しており、動画では、フライデー首相がドライフルーツを試食した後、「まさに自分がやりたいと思っていたことだ」と話す様子も見られます。フライデー首相はまた、セントビンセントは果物の生産が盛んなことから、ドライフルーツに加工することで、果物をさまざまな形で活用できるという利点があると説明しました。
林・部長は投稿の中で、自身の心からの願いも綴っています。それは、フライデー首相夫妻の次回の台湾訪問を歓迎するだけでなく、台湾とセントビンセントの45年にわたる友好関係がこれからも末永く続くことを願う、というものです。
(編集:許芳瑋/豊田楓蓮/本村大資)