今年(2026年)は「台湾語映画」70周年にあたり、北部・新北市新荘区にある「国家映画・視聴文化センター(Taiwan Film and Audiovisual Institute/TFAI)」は9月2日、9月のテーマ企画「零時ê望:流動・世界・台語片(零時の夢:流動・世界・台湾語映画)」を発表し、多くの映画業界関係者が同センターに集いました。文化部(日本の文科省に類似)の李遠・部長(大臣)は、台湾語映画は戦後台湾の映画の記憶を保存するだけでなく、貴重な言語文化も残しており、文化部は今後も全編台湾語による映画、ドラマ、文学作品の推進を続けていくと述べました。
国家映画・視聴文化センターは3月から、「寶島特産:世界ê台語片(宝島特産:世界の台湾語映画)」をテーマに、1年間にわたる記念イベントを展開しています。9月には、「零時ê望:流動・世界・台湾語映画(零時の夢:流動・世界・台湾語映画)」と題した企画を開催し、映画の上映やオーラルヒストリー、映画関係者の登壇を通して、台湾語映画の黄金時代を振り返ります。
李・部長は、「台湾語映画を改めて研究してみると、想像以上に研究する価値があることが分かった。特に、かつて台湾華語が推進され、台湾語を話すことができなかった時代に、台湾語がむしろ台湾語映画の中に残されていた。言語の観点から見ても、確かに別の文化的価値がある」と述べました。
李・部長はまた、今後、文化部はさまざまなメディアを通じて台湾語の普及を引き続き進め、すべて台湾語で制作された映画やドラマ、文学作品などを推進していく。「台湾語は私たちの取り組みの中で非常に重要な部分だ」と話しました。
李・部長は最後に、国家映画・視聴文化センターの第二期改修計画がすでに承認されており、今後より大きな施設を建設して映画フィルムを保存し、台湾語映画を含む台湾映画の資産が今後も保存・修復され続けられるようにすると説明しました。
(編集:許芳瑋/中野理絵/本村大資)