日本維新の会の国会議員団が7日から9日にかけて台湾を訪問しています。外交部(外務省)によりますと、訪問団は滞在期間中に、頼清徳‧総統と外交部の林佳龍‧部長(大臣)を表敬訪問するほか、立法院(国会)、国家安全会議(国安会)、台湾の対日本窓口機関である「台湾日本関係協会」を訪れ、台日関係やインド太平洋地域の情勢などについて意見交換を行うということです。
林・部長は訪問団に心からの歓迎の意を表するとともに、今回の訪問を通じて台湾と日本の友好関係が一層深まり、各分野での交流・協力がさらに促進されることを信じていると述べました。また、双方がこれまで築いてきた良好な相互信頼を基盤に、実質的な協力を引き続き強化し、台湾海峡およびインド太平洋地域の平和・安定・繁栄をともに守っていくことに期待を示しました。
日本維新の会による「中華民国(台湾)友好勉強会台湾訪問団」は、日本維新の会の代表を務める馬場伸幸衆議院議員が団長を務め、衆議院議員である藤田文武氏、市村浩一郎氏、東徹氏、そして参議院議員である高木佳保里氏、柴田巧氏、石井苗子氏、片山大介氏、青島健太氏、岡崎太氏、石井めぐみ氏ら、合わせて13人で構成されています。
外交部は、「『日本維新の会』は長年にわたり台湾との友好関係を築いてきた。2024年4月3日に東部・花蓮で大地震が発生した際、同党はいち早く3,000万円を寄付して被災後の復興を支援し、実際の行動によって台湾への確固たる支持と深い友情を示した。今回の訪問は、『日本維新の会』が自民党と連立政権を組んで以降、初めて大規模な訪問団を台湾に派遣するものであり、台日関係の深化を極めて重視する同党の姿勢を十分に示している」と述べました。
一方、日本の「産経新聞」の報道によりますと、超党派の国会議員でつくる勉強会「台湾海峡の平和と安定を考える国会議員の会」は8日から10日にかけて、衆参両院の国会議員7人による訪問団を台湾に派遣するということです。
訪問団は総統府を表敬訪問し、総統府の国家安全会議の責任者や外交・国防部門の高官らと会談し、外交・防衛分野における台日連携強化を模索するとしています。
訪問団は、日本保守党の北村晴男参議院議員を団長に、国民民主党の山田吉彦参議院議員、日本維新の会の衆議院議員である西田薫氏、横田光弘氏、三木佳恵氏と石平参院議員、参政党の梅村みずほ参議院議員で構成されています。
台湾滞在期間中に訪問団は、シンクタンク主催の「台日外交防衛シンポジウム」に出席し、外交・防衛の専門家と意見交換する予定です。また、立法院も訪れ、外交・国防委員会の委員らと交流するということです。
今回の訪台について、石平議員は「一般的な友好親善を超えて、台湾との外交・防衛面での連携強化の可能性と形を模索する」と説明しています。
「台湾海峡の平和と安定を考える国会議員の会」は今年(2026年)6月15日に設立され、関連する勉強会を継続的に開催しています。
(編集:許芳瑋/豊田楓蓮/本村大資)