台湾ではインフルエンザの流行期に入っています。
衛生福利部(厚生労働省に類似)疾病管制署は8日、先週(8/30-9/5)、インフルエンザ様疾患による医療機関の一般外来と救急外来の受診者数が合わせて延べ11万5136人に上り、前の週と比べて11%増加したと発表しました。同じ時期として、過去10年間で最多となっているということです。また、救急外来の受診者に占めるインフルエンザ様疾患とみられる人の割合は11.2%となり、インフルエンザ流行の目安となる11%を超えたことから、正式に流行期に入ったとしています。現在、台湾で流行しているウイルスはA型で、中でもH1N1が全体の約8割を占めています。さらに、先週(8/30-9/5)はインフルエンザによる重症例が105例、死亡例が19例報告され、重症例、死亡例ともに同じ時期として過去5年間の最多となりました。
疾病管制署の林明誠・報道官は、現在、インフルエンザの流行が急速に拡大しており、今後1か月はさらに感染が広がると予想されると指摘。流行のピークがいつになるかについては、引き続き状況を見守る必要があるとしています。
また、インフルエンザに加え、新型コロナウイルスの感染にも引き続き注意が必要です。
台湾では先週(8/30-9/5)、新型コロナウイルスによる医療機関の一般外来・救急外来の受診者数が合わせて延べ2万199人となり、前の週に比べて9.7%減少しました。感染状況は減少傾向にあるものの、依然として流行期が続いており、延べ2万人を超える受診者数が数週にわたって続いています。また、先週(8/30-9/5)は新型コロナウイルスによる重症例が73例、死亡例が15例報告されており、重症化へのリスクは依然として続いているということです。
(編集:豊田楓蓮/本村大資)