台湾の優れたテレビ・ラジオ番組や、その制作者に贈られる賞「金鐘獎(ゴールデン・ベル・アワード)」の第61回ラジオ部門のノミネートリストが9日に発表され、台湾国際放送の運営母体である中央放送局(Rti)は芸術文化番組、教育文化番組、ライフスタイル番組で、いずれも「番組賞」と「司会者賞」の両方にノミネートされ、さらに「企画・構成賞」では、Rtiの番組同士で競い合う「内部対決」となりました。また、Rtiはラジオドラマ部門にも再びノミネートされ、2年連続の受賞を目指すということです。なお、今回の特別貢献賞は該当者なしとなりました。
Rtiは今回、複数の番組が番組賞と司会者賞の両方に同時にノミネートされました。佑仁氏と亞特氏がコンビでパーソナリティを務める『天頂半節虹』は、芸術文化番組の番組賞と司会者賞に同時にノミネートされました。屠潔氏がパーソナリティを務める『Go For Gold!金牌神隊友』は、教育文化番組の番組賞と司会者賞にノミネートされ、成春福氏もこの番組で音響効果賞にノミネートされました。また、内克氏がパーソナリティを務める『宇宙軒嘩道-島嶼音樂祭事』も同様に、ライフスタイル番組の番組賞と司会者賞に同時にノミネートされました。
一方、曾偉旻氏がパーソナリティを務める『台湾夜市 Taiwan Yes』は、昨年(2025年)ライフスタイル番組の司会者賞にノミネートされたのに続き、今年も再び挑戦し、青少年向け番組の司会者賞にノミネートされました。また、Rtiは『時代劇場』でラジオドラマ部門にもノミネートされ、今年の連続受賞を目指します。さらに、Rtiは企画・構成賞で「内部対決」となり、『宇宙軒嘩道-島嶼音樂祭事』と『Go For Gold!金牌神隊友』が同じ賞を巡って競い合うことになりました。
ゴールデン・ベル・アワードのラジオ部門は台湾のラジオ放送業界で最高の栄誉とされる賞です。今年(2026年)は280の事業者から1,096作品が出品されました。そのうち140件が最終的に入選し、番組賞、個人賞、広告賞、ポッドキャスト賞、ラジオ運営‧イノベーション賞など計29の部門で競われます。
文化部(日本の文科省に類似)傘下の「影視及流行音樂產業局(映画・テレビ・流行音楽産業局」の王淑芳・局長によりますと、今年のラジオ版ゴールデン・ベル・アワードには、これまでと異なる点がいくつかあります。その一つが、「ラジオブランドマーケティング賞」と「イノベーション応用賞」を統合し、新たに「ラジオ運営・イノベーション賞」としたことで、ラジオ局がクロスメディア統合の革新的な発想を備えるよう促す狙いがあります。また、AI(人工知能)は補助ツールとして使うことはできますが、全面的にAIで生成した作品は応募できないということです。
第61回ラジオ版ゴールデン・ベル・アワードは10月17日午後7時、北部・台北市の南港区にある「臺北流行音樂中心(台北ミュージックセンター)」で受賞式が行われる予定です。
(編集:許芳瑋/中野理絵/本村大資)