北部・台北市にある国立台湾大学は10日、「椰林講座」を開催し、同校法学部の同窓である蔡英文・前総統と富邦グループの蔡明忠・董事長の2人を招いて対談を行いました。AI(人工知能)の発展に伴い、法律の専門性が課題に直面しているものの、人間の価値が取って代わられることは難しいと言及されました。
10日開催した椰林講座は、「同じ島、異なる視点:台湾の変化を見る」をテーマに行われ、蔡英文・前総統と蔡明忠氏がそれぞれ国家の統治と企業実務の視点から、台湾の半世紀にわたる変化について語り合いました。
蔡・前総統は講演の中で、蔡明忠氏と共に台湾大学で学んだ後、それぞれ異なる道を歩みながらも、台湾の民主化や経済成長の過程を目撃してきたと振り返りました。女性初の総統が誕生したことや、現在の多様なインターネット上の対話空間など、多くの変化は当時のキャンパス内では想像もつかなかったことだと述べました。
(編集:呂学臨/本村大資)