蕭・副総統がベルギーの欧州議会で演説、台湾の民主主義への支持呼びかける
蕭美琴・副総統は7日、ベルギー・ブリュッセルの欧州議会で開かれた「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」の年次総会で演説を行いました。蕭・副総統は演説でEUに対し、中国の脅威が高まる中、台湾との安全保障および貿易関係を強化し、台湾の民主主義への支持を呼びかけたということです。このことについて、IPACは主導して対外発表を行い、総統府も同日夜に事実を確認しました。
外交部の蕭光偉・報道官は、「頼清徳・総統は蕭・副総統を、『対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)』が欧州議会で開催する年次総会に派遣した。外交部(外務省)の林佳龍・部長(大臣)も同行している。関連する情報については、蕭・副総統の帰国後に総統府から説明する」とこのように述べました。
外交部によりますと、「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は、世界5大陸の各国議会の議員で構成され、中国が世界の民主主義や自由に及ぼす課題について注視しており、国際的にも高い影響力を持っています。また、2024年7月に台北で開催された年次総会では、「国連総会第2758号決議(アルバニア決議)に関する各国議会の決議案モデル」を採択し、台湾の中国による法律戦への対...
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