今回は、台湾の最新の観光情報を2つご紹介します。
まず一つ目は、台湾南東部・台東県で毎年夏に開催される屋外イベント「台湾国際熱気球嘉年華(台湾国際バルーンフェスティバル)について、今年の情報がすでに発表されましたので、お知らせ致します。
台湾国際バルーンフェスティバルとは、台東県の広大な空に世界各国から集結した個性豊かな熱気球が浮かび、フライト体験も楽しめる年に一度の夏の祭典です。毎年、台東県中部の鹿野郷に位置する標高約350メートルの高台「鹿野高台」でさまざまなキャラクターをかたどった熱気球やカラフルな熱気球が空いっぱいに浮かぶ様子が楽しめ、国内外から多くの観光客を惹きつけ、台東県の国際的な認知度向上と観光産業の振興に大きく寄与しています。昨年は45日間の期間中に合計で延べ68万人が来場、そして16回目の開催となる今年は7月4日から8月20日までの予定なのですが、台湾でも大人気の日本発のキャラクター「ちいかわ」とコラボすることが決定し、今年7月末に台湾でも公開予定のちいかわの映画と連動したイベントが企画されています。キャラクターが熱気球となって空を舞うだけでなく、ドローンと音楽が組み合わさり台東の夜空を照らすプロジェクションマッピングも目玉のひとつで、前例のない夏の祭典を創り上げるということです。
台湾国際バルーンフェスティバルの詳細や最新情報は、公式ウェブサイト(https://balloontaiwan.taitung.gov.tw/zh-tw)やFB(https://www.facebook.com/balloontaiwan/?locale=zh_TW)で随時公開される予定です。
まだ3ヶ月後ではありますが、すでに夏を盛り上げる熱気球の祭典に注目が集まっています。
(写真:台東県)
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次の台湾観光にまつわる話題は、飛行機に関する話題。
皆さんは、台湾に来られる際、主に北部の空港、例えば台北市内に位置し、到着後すぐに市内を観光できる便利な台北松山空港や、桃園市に位置する北部の空の玄関口、桃園国際空港を利用される方が多いかと思います。また、ちょっと足を伸ばして日本から直接、南部の台南や高雄に行かれる方もいらっしゃるかと思います。
そして今後は日本などから台湾中部へのアクセスがより便利になります!というのも、複数の航空会社が台中への直行便を続々とスタートさせているんです。
例えば、台湾のフルサービスキャリア、スターラックス航空(星宇航空)は先月30日に台中-成田線を開設。日本の首都圏と台湾中部を結ぶ唯一の直行便であり、他社便の運休以来6年ぶりに台中-成田路線が復活しました。
スターラックス航空の台中-成田路線就航の次の日、3月31日には台中―熊本路線を就航しています。こちらは台湾中部と熊本を結ぶ唯一の定期便で、1日1往復を毎週火、金、日の週3日で運航しています。台中には中部サイエンスパークがあり、TSMCの次世代半導体製造技術「1.4nm」プロセスの受託生産を2028年を目標に始めるため、TSMCが現在中部サイエンスパークで工場建設を進めています。また、TSMCが本社を置く新竹サイエンスパークは台北と台中のほぼ中間にあることから台中は新竹からのアクセスも良いです。一方、熊本はすでにTSMCの第2工場が建設中で、先月31日に台湾の政府が第2工場で3ナノメートルの半導体を生産することを許可するなど日本の半導体産業の重要拠点です。こういった背景から台中と熊本は安定したビジネスの往来があったものの、これまで直行便がなかったのです。半導体関連企業の進出をきっかけに、ビジネスや観光をはじめ、文化や教育などさまざまな面で熊本と台湾の交流が盛んになっている今、台中―熊本路線の運航によってより交流が深まることが期待されています。
ちなみに、スターラックス航空は台中発着の日本路線を他にも開設しており、すでに神戸、沖縄、高松に就航している他、2月13日には新たな路線である宮古島への直行便も就航しています。宮古島の白い砂浜や透き通った海といった豊かな自然景観などで台湾の旅行者からは高い人気を集めていることからこれまでは夏の期間に台北(桃園)—宮古島が週2往復運運航されていましたが、今年からはさらに、台中を発着する路線の運航も始まり、10月末まで約8カ月間運航する予定となっています。宮古圏域からの国際線は韓国線、香港線、台北線、そして今回の台中線で4路線目です。台北線、台中線ともに1時間半以内の所要時間で、東京よりも短い移動時間で海外と行き来できる環境が整いました。
そんな宮古島といえば、沖縄の離島ですが、沖縄といえば、先月30日、台湾唯一の格安航空会社(LCC)「タイガーエア台湾」が台中―那覇を結ぶ定期便を週2往復で新規就航しました。台中―那覇路線はスターラックス航空に続き2社目で、タイガーエアは台湾の航空会社として唯一、台北(桃園)と台中、台南、高雄の主要4空港から那覇へ直行便を飛ばしています。
台中市は台湾で人口第二位の大都市ですが、台湾新幹線こと、台湾高速鉄道を使えば台北へは約1時間で到着する上、年間を通し気候が良く、さらに10km以内の移動距離の場合バス運賃無料サービスなど交通面での利便性も高く、気候と住みやすさ、物価のバランスが取れている都市であることから、台湾人からは「台湾で最も住みたい都市」とも言われています。
そんな魅力たっぷりな台中市へ、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?