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ナルワンアワー(金曜日) - 2026-04-24-【半導体を巡る台日関係の深化】

台湾積体電路製造(TSMC)の工場が日本の熊本県へ進出後、日本と台湾の半導体を巡る結びつきが一層深まっていますが、そんな中、台湾最大の与党・民進党所属の立法委員(国会議員)で中部・台中市の市長選に出馬している何欣純氏は今月9日、東京都を訪問。何・立法委員は今回、台湾で半導体戦略を推進する議員連盟「台湾半導体戦略国会議員連盟」の会長を務める郭国文・立法委員と共に日本の衆議院を訪れ、2022年に与党・自民党内に設立された「自民党半導体戦略推進議員連盟」の山際大志郎会長らと今後の半導体分野での台日協力について意見を交わしました。

何・立法委員は、世界的な半導体サプライチェーンの再編や地政学的変化を踏まえ、台湾と日本は半導体分野で高い相互補完関係にあると指摘。今後は世界的な競争や経済安全保障の観点から、議会間の連携を通じてより緊密な協力体制を構築すべきだと強調しました。

「台湾半導体戦略国会議員連盟」の会長を務める郭国文・立法委員は、自身が3年前に台湾で半導体議員連盟を立ち上げたのは日本の同様の枠組みに影響を受けたためだと説明しました。

一方、「自民党半導体戦略推進議員連盟」の山際会長は、今回の対話ですべての詳細に踏み込むことは難しいとしつつも、率直な意見交換を通じて相互理解を深め、今後の方向性を探ることで協力基盤を強化したいとの考えを示しました。

今回の会談の会場となった「衆議院第一議員会館」では、他にも、台湾半導体産業の誕生から世界的成功までの歩みを描いた初の本格台湾ドキュメンタリー映画『チップ・オデッセイ 台湾の賭け(原題:『造山者 世紀的賭注』)』が上映されました。

『チップ・オデッセイ 台湾の賭け』は、監督のシャオ・ジュイジェン(蕭菊貞)氏が5年にわたり80名以上の技術者や政策関係者への取材を重ね完成させた作品です。2025年に台湾で公開され、興行収入3,600万台湾元(約1億8000万円)を突破。台湾のドキュメンタリー映画として歴代トップ5入りを記録しました。その後海外からの招待が相次ぎ、これまでに約15か国で上映。そして、日本語、英語、韓国語、フランス語、など多言語版も制作されています。

今回の日本の国会での上映会では、この映画は単なる台湾の半導体産業の発展だけでなく、さらに台湾の国力を示すものだと強調されています。

『チップ・オデッセイ 台湾の賭け』は今月すでに、仙台や熊本、名古屋、東京の早稲田大学や港区虎ノ門の台湾文化センターなどでも相次いで一般市民向けの上映イベントが開催されました。半導体産業を巡る台日関係への関心の高まりが日本でも続いています。

左から民進党の何欣純立法委員、郭国文立法委員、自民党の山際大志郎衆院議員、関芳弘衆院議員=4月9日、東京(何氏事務所提供)左から、民進党の何欣純・立法委員、郭国文・立法委員、自民党の山際大志郎衆院議員、関芳弘衆院議員(写真:何欣純氏の事務所提供)

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