今日5月21日は、一年を24等分する中国発祥の伝統的な暦「二十四節気」の8番目「小満(しょうまん)」です。小満は、夏の二番目の節気で、作物が次第に実り始めるものの、まだ完全には成熟していない時期を指すため「小さく満ちる」「小満」と呼ばれるのです。小満の頃はゴーヤやタケノコなどの苦味のある野菜が旬を迎えるため、台湾では「苦い食材を食べる習慣」があります。これは体内の湿気や熱を取り除き、夏の暑さに備える知恵とされてきました。
ということで今日は、ちょっと早いですがタイトルに「夏」の字が入った台湾映画をご紹介します。
**
タイトルは《夏天協奏曲》(英語:Summer Times/日本語:夏の協奏曲)。台湾で2009年に公開された、感動のラブストーリーです。
そのあらすじは、台湾の離島・金門で生まれ育ち民宿を営む幼馴染の手伝いをしていた青年がある日ネット上で、全国ピアノコンクール優勝者のある少女の存在を知ります。その後偶然、金門を訪れていた少女に出会い、2人は次第に惹かれ合い、初恋の感情を育んでいきます。しかし実はその少女、生まれつき難病を抱え、夏の間だけ台北から療養に来ていたのです。
かけがえのない時間を過ごす二人でしたが、少女は病状が悪化し自分の余命が僅かだと悟ったことから、双子の妹に自身の希望を託します。やがて姉になりすました妹が金門で少年と再会して・・・。というストーリーです。
主題歌は「我知道(英語:I know it)」。歌詞には、期待と失望の狭間で揺れ動きながらも、一途に愛する人を待ち続ける少女の強い想いが描かれており、そんな純粋でまっすぐな感情が、多くの共感を呼んだ一曲です。
台湾の女性歌手、閻韋伶(Olivia Yan)が作詞作曲し歌っています。