先ごろ、アメリカを中心に主に英語圏の人たちに広く利用されているインターネット掲示板「Reddit」において、台湾のある統計が話題となりました。それは、中華民国台湾へ帰化した外国人の統計です。リスナーの皆様は昨年2025年の一年間、中華民国に帰化した外国人の数は、どれくらいだったと思われますか。
昨年2025年の一年間、中華民国に帰化した人の数は1875人でした。ちなみに日本に帰化した人の数は、昨年9258人だったそうです。日本と台湾では歩んできた歴史も異なりますし、単純には比較できませんが、2025年時点の中華民国台湾の人口はおよそ2310万人、日本がおよそ5.3倍の1億2200万人ですので、総人口比でいうと、同じくらいのレベルといえます。
ただ、台湾は近年、ホワイトカラーの労働者も含め、外国人労働者が増え、半年以上の在留許可にあたる「居留」許可をもつ外国人の人数も増加しています。実際、台湾への移住を考えている英語圏の人たちも少なくないようで、こうした中、「Reddit」においては、台湾の帰化者数が年間2000人に満たないという事実は、驚きをもって捉えられました。
本日は、台湾に帰化する外国人が少ないのはなぜか、また、様々な事情で帰化をしなかった、できなかった「新住民」の人たちにまつわる課題など、「帰化」に関するいくつかの話題をお届けしましょう。