今回は、日本生まれでありながら世界中で愛されるキャラクター、「キティちゃん」などのキャラクターの世界観を楽しめるテーマパーク「サンリオピューロランド」と「ハーモニーランド」を運営する株式会社サンリオエンターテイメントが、台湾のある大学と協力覚書を締結した話題についてお伝えします。
その大学とは、北部・台北市にある私立総合大学「銘伝大学」。先月13日に銘伝大学の台北キャンパスにて「サンリオエンターテイメント」との「国際交流・教育協力調印式」を開催し、銘伝大学の李選士・学長と、サンリオエンターテイメント代表取締役社長・小巻亜矢氏が協力覚書に署名。台日間の産学連携および国際的人材育成交流の枠組みを正式に始動させました。銘伝大学は、サンリオグループが海外で初めて正式な提携を結んだ教育機関となり、観光、エンターテインメント、ブランドサービス、人材育成を融合した新たな台日教育協力のモデルとして注目を集めています。
今回の協力では、銘傳大学が推進する「インターンシップ教育モデル」を中核に、大学の国際教育・観光人材育成資源と、サンリオエンターテイメントの実務現場を結びつけることで、学生は学内での専門課程修了後、日本の企業で1学期の間インターンシップに参加する機会を得ることができるようになります。企業の運営、イベント企画、観光サービス、異文化ホスピタリティ分野などを実践的に学ぶことで、専門性と国際競争力を高め、グローバルな就職市場への接続を目指せるということです。
李・学長は調印式の挨拶の中で、銘伝大学が長年にわたり国際化と実務重視の教育を推進してきたことに触れ、「今回の提携を通じて、学生が在学中から日本の現場に触れ、異文化でのコミュニケーション能力と国際的視野を養い、教育から就職へとつながる仕組みを築きたい。学生たちには専門性、創造力、情熱を携えて業界へ羽ばたき、大学で学んだことを日本の現場でも活かせるようになってほしい。そして『かわいさと共に世界へ、プロフェッショナルとして活躍する』という夢を実現してほしい」と語りました。
また、今後は大学と企業の連携をさらに深めるだけでなく、サンリオが日本各地で展開する地方創生や観光産業とのネットワークを活用し、企業、政府、教育機関が連携する新たなモデル構築にも期待を示しました。
今回の調印式には、小巻代表取締役社長のほか、取締役の木原健太郎氏、常務執行役員の柳内和子氏、さらに非営利団体の一般社団法人日本国際交流協会(JPIEA)における最高顧問の賀川洋氏らが出席。銘伝大学側からも、国際・産学推進担当副学長の李藍瑜氏、日本教育文化センター主任の馮彥國氏ら関係者が参加し、台日教育交流の重要な節目を見届けました。

(写真:銘伝大学)