今日6月11日は、日本独自の暦である「雑節(ざっせつ)」のひとつ「入梅(にゅうばい)」です。この日は暦の上での梅雨の始まりで、入梅には「梅雨の時期に入る頃」という意味があります。その語源として一説には「梅の実が熟す時期に雨期に入ること」からきていると言われています。
ということで今日は、タイトルに「梅雨」の字が入った台湾映画をご紹介します。
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タイトルは《梅·雨季》(英語:Rainy Season)。
台湾を代表する映画祭の一つ「高雄映画祭」にて2016年に紹介されたショートムービーです。台湾南部・高雄市で撮影されたという《梅·雨季》の物語は、関係に行き詰まりを迎えた恋人同士が、湿気を帯びた梅雨の家の中で、恋愛初期のときめきや別れの痛みなど、さまざまな愛の記憶を静かに浮かび上がらせていく様子を描いています。
監督の台湾人女性、鄭如娟(Sebrina ZHENG)はこの作品について、「以前から『時間』という概念に強く惹かれていた。人生には梅雨の季節のような“過渡期(つまり、物事が移り変わろうとしている時期)”が存在すると考え、それが短編映画『梅雨季』の着想につながったと明かしています。
そして今日はご紹介した《梅·雨季》とは別に、梅雨に入る時期「入梅」にちなんだ一曲をお届けします。それは、「一晩中雨が降る」という意味のタイトル【雨下一整晚Rain All Night】。「雨下一整晚」は、中華圏で絶大な人気を誇る台湾の男性歌手、周杰倫(ジェイ・チョウ)の曲で、2010年に発表されました。