近年、台湾を訪れる日本人の数が徐々に回復してきています。交通部観光署(観光庁に相当)の統計によると、2025年に台湾を訪れた日本人の数は延べ150万人近くに達し、日本人の人気海外渡航先としてトップクラスを維持しているだけでなく、台湾を訪れる外国人旅行客の中で日本人の数が継続してトップを誇っています。
さらに台湾を訪れる日本人旅行者の約45%がリピーターで、日本市場における台湾人気は引き続き高い水準にあります。
このことを裏付ける出来事としては、今年4月に東京・秋葉原で行われた台湾の魅力を五感で体験できる台湾観光プロモーションイベント「2026台遊館 in 東京」の開催当日には開場前から行列ができるほどの賑わいを見せ、2日間で5,500人以上が来場しました。
このように日本人の間で台湾旅行ブームが続く中、最近、日本のあるネットユーザーが台湾旅行中に体験した“カルチャーショック”についてSNSに投稿し大きな話題となりました。
その“カルチャーショック”とは「なぜ朝に通勤中の台湾人は急がないのか?」。この日本人ユーザーは朝の通勤ラッシュ時間帯に台湾の駅を通りかかった際、周囲の台湾人は誰一人としてイライラしておらず、皆がゆっくりと歩いていただけでなく、中には朝食を手に持ちながら、ゆっくり移動している人もいたというのです。その光景に驚き現地の友人に「なぜ台湾人は急がないのか」と尋ねたところ、友人からは逆に不思議そうな顔で「どうして急ぐ必要があるの? 電車はまた来るよ」と返されたといい、日本とは対照的な価値観に大きな衝撃を受けたと投稿しました。
さらに、日本社会では「電車が1分遅れただけでも謝罪のアナウンスを流す」文化があったり、「みんな疲れた顔で電車に乗ってる」などが普通だとも指摘。また、台湾の夜市で出会ったおばあさんから「日本人はご飯を食べている時でも、ずっと時計を見ているね」と言われたことも印象的だったと明かし、その言葉を通して自身は、「ゆっくり生きることは悪いことではない。それこそが“人間らしさ”の証なのだと実感した。日本人は『時間の隙間に人生を詰め込み』生きている一方、台湾人は『人生の中で時間をコントロール』している。この違いが、人とのつながり方や、表情の柔らかさまで変えてる気がした。人生は、効率よくこなすもんじゃない。ちゃんと味わうものなのだ」と投稿。
この投稿は140万回以上閲覧され、日本と台湾のネットユーザーの間で大きな議論を呼びました。
皆さんも、慌ただしい日常から離れてみたい時は、台湾を訪れてのんびり旅をしてみてはいかがでしょうか。そうすれば、この方のように何か新たな人生の発見があるかもしれませんよ!