今日のキーワードは、、、「總統座車」
意味:総統が乗る専用の車
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台湾の総統専用車は、総統が公務で乗車する際、警護のために政府が提供する公式の車両です。現在使用されているのは、頼清德・総統が2024年に就任した時に導入された「BMW 760i xDrive Protection」という最高級防彈車で、車両価格は約2,700万台湾元(約1億3000万円)に上ります。
この車両は45年以上にわたり防弾車両の開発・製造を手掛けてきた実績を持つドイツの自動車メーカー「BMW」が各国の国家元首や政府高官向けに開発した最高級の防弾警護車両です。外観は一般的なBMWの車両とほぼ変わらないものの、ライフル弾にも耐えられる高度な防弾ガラスが装備され、そして床面および屋根には防弾板が組み込まれており、タイヤは攻撃を受けて損傷し、空気圧を完全に失った場合でも最高時速80キロで走行を継続できる特別な性能を持ちます。また、車体各部に配置された防弾構造によって、狙撃銃や機関銃の攻撃だけでなく、自爆型ドローン、ドローン搭載弾薬、手榴弾の破片などにも対応可能で、銃撃や爆発物による攻撃に耐え、警護対象者である総統の安全確保に万全を期すことができる車両となっています。さらに、防弾性能だけでなく、緊急時の対応能力についても厳格な基準が設けられており、車内には緊急時に新鮮な空気を供給するためのシステム、自動消火装置、警告灯、そして最新技術を活用した通信システムなどが導入されています。
安全性向上のため、自動修復機能を備えた防弾燃料タンクも装備されていて、銃撃や爆発物の破片によって損傷した場合でも、特殊構造により燃料漏れを防ぐことができます。加えて初めて、重量のある防弾ドアの開閉を補助する電動アシスト機能が設置され、乗降時の利便性と安全性がさらに向上しています。
ちなみに蔡英文政権の8年間で使用されていた専用車は、ドイツの自動車メーカー「アウディ」の民間最高クラスの防弾性能を持つ約2,500万台湾元(約1億2,000万円)の「Audi A8 L Security」という車両で、総統を退任した現在は予備の防弾車両として運用されています。
歴代の総統専用車は、車種や装備が時代ごとの警護ニーズや技術進歩に応じて更新されています。2024年に新たに導入された「BMW 760i xDrive Protection」は、こうした歴代の総統専用車の流れを受け継ぎながら、さらなる安全性と機動力の向上を実現した最新の総統専用車となっています。