6月29日、台湾プロ野球のドラフト会議では、まず台鋼ホークスが2位で、昨年まで日本プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスで育成選手として3年プレー、今年から台湾の社会人チーム、列特博生技(ラボターボ)でプレーしていた内野手の永田颯太郎選手を指名しました。
さらに楽天モンキーズは7位で、台北市立大学卒の捕手、白井雄登選手を。そして、中信兄弟は10位でラボターボの右腕、大瀧幸治投手を指名しました。3人はいずれも日本生まれ、白井選手、大瀧投手はお母様が台湾出身の方ですが、日本国籍の選手です。
実は台湾プロ野球では2021年の年末、当時、中部台中市の国立台湾體育運動大学に所属していた永田颯太郎選手の活躍もあり、中学生、高校生であれば累積3年、大学生は4年以上、あるいは、台湾で5年以上居住し3年以上社会人チームでプレーすれば、「台湾人選手」扱いとしてドラフトに参加できるようドラフト規定を改正しました。この改正は、永田選手の名前を取って、通称「永田条項」と呼ばれています。
一昨年2024年のドラフトで、統一ライオンズが、来台7年半の髙塩将樹投手を6位で指名、「永田条項」適用選手第一号が生まれました。その髙塩投手は昨年、最優秀中継ぎ投手賞を獲得するなど大活躍。今年のドラフトでは、一気に3人の日本人選手がドラフトで指名されました。
永田選手を即戦力として評価した台鋼は今週にも契約交渉を行うということです。番組内では、ドラフト会議会場にいた白井雄登選手に指名の感想を伺うことができました。
RTIでは、引き続き3人の奮闘を追っていきます。ご期待ください。