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数字の台湾 - 2026-07-20-【83万台湾元】

今週の数字は、、、

「83万台湾元」

今年(2026年)、台湾の大学別卒業生の平均年収ランキングで一位となった国立陽明交通大学の卒業生の平均年収

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台湾の給与情報サイト「比薪水」は先日、2026年度における台湾の大学別卒業生の平均年収ランキングを発表。それによりますと、台湾を代表するトップクラスの国立大学で、半導体を中心とする領域で世界トップクラスを誇る国立陽明交通大学の卒業生が平均年収83万台湾元(約420万円)で首位となりました。ランキング1位以降を紹介すると、2位は平均年収77万台湾元(約390万円)の国防大学で、3位は平均年収76万台湾元(約385万円)の国立台湾科技大学、4位は平均年収75万台湾元(約380万円)の台北医学大学、5位は平均年収73万台湾元(約370万円)の国立清華大学でした。

一位となった国立陽明交通大学の卒業生の平均年収は、前年の74万台湾元(約375万円)から83万台湾元(約420万円)へと9万台湾元増加し、ランキングで最も大きな伸びとなりました。「比薪水」によると、平均月収は5万8000台湾元(約29万円)だということです。この大学は2021年2月に電気工学、情報工学など理工系分野でトップクラスの「国立交通大学」と生命科学・医学分野で名門の「国立陽明大学」が合併されて設立した大学で、台湾の5大難関大学(台湾大学、清華大学、陽明交通大学、成功大学、政治大学)の一つに名を連ねています。合併後、台湾に6校しか残っていない指定国立研究大学の一つとなり、現在は台湾を代表する研究型総合大学となっています。合併後の現在は、台湾の5つの県と市に合計9つのキャンパスがあり、医療・生命科学から工学、情報、経営、人文科学まで幅広い分野の学部を有しています。

そんな国立陽明交通大学が今年、卒業生の平均年収でトップとなった背景には、IC設計や半導体受託製造など半導体関連企業による積極的な採用拡大があり、新卒者の初任給が年々上昇していることが挙げられます。電気工学や情報工学分野に強みを持つ同大学の卒業生は、こうした高収入の職種に就くケースが多く、全体の平均年収を押し上げたとみられています。

そして2位にランクインした国防大学というのは、北部・桃園市にメインキャンパスを置く中華民国国軍の軍事人材を総合的に育成するための大学で、2000年に設立されました。現在、国際学部、陸軍学部、海軍学部、空軍学部、理工学部、管理学部など8つの学部を有しています。

ランキングを発表した「比薪水」は、国防大学の卒業生は卒業後すぐに軍の職務に就き就職までの空白期間がないことが平均年収を押し上げたと分析しています。

3位にランクインした国立台湾科技大学は、実務重視の教育と産業界との強い連携を特徴とした科学大学です。2001年には教育部が推進する重点研究型大学の対象校の一つに選ばれました。現在は台北市にメインキャンパスを置くほか、複数のキャンパスを有し、工学、電機情報、デザイン学など幅広い分野の学部があります。また、2023年時点では修士・博士課程に在籍する海外からの留学生の数が台湾の大学で最も多い大学となっています。

同大学の学生は、在学中から企業との共同プロジェクトや実習といった実践的な経験を積む機会が多く、卒業後すぐに即戦力として活躍できる力を身につけられます。こうしたことから卒業生は高い就職競争力を持ち、2年連続でランキング上位に入りました。

4位にランクインした台北医学大学はメインキャンパスを台北市に置く私立の医科大学で、歯学や薬学でも台湾トップクラスの評価を受けています。また、国際化に力を入れている学校のため、世界200校以上の学校と姉妹校協定を結んでおり、学生のうちからインターンなどを通して海外の医療についても学ぶことができます。

最後に5位にランクインした国立清華大学は台湾のハイテク産業の中心地である新竹市にメインキャンパスを置く理工系分野に強みを持つ大学で、理学や工学、原子科学、テクノロジー管理および人文社会等、多岐にわたる研究の拠点となっています。台湾の5大難関大学の一つに名を連ね、多くの卒業生が電子、半導体製造、外資系テクノロジー分野の企業や研究機関などで活躍しています。これまでノーベル賞受賞者やウルフ賞(優れた業績をあげた科学者、芸術家に与えられる賞)受賞者なども輩出した実績を持っています。

今年のランキングでは、前年のランキングで上位に入っていた国立台湾大学と国立成功大学がそれぞれ9位と8位に順位を下げました。「比薪水」はその理由として、総合大学の場合、卒業生の進路が幅広い業界に分散する傾向があるため、平均年収が突出しにくいと分析。一方、特定分野に強みを持つ専門性の高い大学では、卒業生が半導体など高収入産業に集中して進むケースが多く、結果として平均年収が高くなる傾向があると分析しています。

最後に2026年度における台湾の大学別卒業生の平均年収ランキングをまとめると、一位が国立陽明交通大学で平均年収83万台湾元(約420万円)、2位が国防大学で77万台湾元(約390万円)、3位が国立台湾科技大学で76万台湾元(約385万円)、4位が台北医学大学で平均年収75万台湾元(約380万円)、5位が国立清華大学で平均年収73万台湾元(約370万円)でした。

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