行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)は23日、台湾新幹線こと、台湾高速鉄道を北東部・宜蘭まで延伸する計画を承認しました。
宜蘭までの延伸区間は全長60.6キロで、高速道路5号線の渋滞を緩和し、北部・台北と宜蘭の間の移動の利便性を高めることが期待されています。また、長年、台湾鉄道に頼ってきた東部に台湾新幹線という新たな選択肢をもたらすもので、台湾東部の交通網を強靱化する新たな出発点にもなります。交通部(日本の国土交通省に類似)は、民間事業者の募集や工事に向けた手続きに直ちに着手するとしています。
計画では、台北市の南港駅から、宜蘭県庁舎の南東側に新設される宜蘭駅までを結びます。宜蘭駅は台湾鉄道の駅と併設されるほか、蘭陽渓の北側には車両基地が設けられます。
総事業費は3521億8000万台湾元(約1兆7,806億円)で、台北―宜蘭間の所要時間は28分に短縮される見通しです。計画は2025年8月に環境アセスメントを通過し、同年12月には国家発展委員会の審査を通過しました。今回の行政院による承認から11年後の完成を見込んでいます。
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行政院が台湾高速鉄道の宜蘭延伸計画を承認、主要4区間を各90分で結ぶ台湾一周鉄道網の整備へ
(編集:王淑卿)