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数字の台湾 - 2026-07-27-【①「47.1%」 ②「10周年」】

「47.1%」

台湾の上半期における輸出額増加率

財政部(財務省)が今月9日に発表した貿易に関する統計によると、今年(2026年)1~6月の台湾の輸出額は4166億米ドル(約67兆5000億円)と、前の年の同じ時期と比べて47.1%増加、上半期の輸出額としては過去最高を更新しました。半導体の受託生産を手掛ける台湾積体電路製造(TSMC)、スマホやサーバーなどの生産を受託する鴻海(ホンハイ)精密工業といった企業が集中する台湾、人工知能(AI)の需要が伸びていることに伴い、今年上半期はサーバーや半導体などを含むIT機器の輸出量が拡大、さらにIT機器の高性能化や需要、供給の逼迫を受け単価も上昇したことから、IT機器の輸出額は全体の8割を占めたということです。

輸出先では、AI用のデータセンターが集中するアメリカが1位、そして中国(香港を含む)が2位の輸出先となっています。

今年上半期における台湾のアメリカ向けの輸出額は1,333億米ドル(約21兆6,000億円)で、前の年の同じ時期と比べて69%増え、台湾の輸出総額に占める割合は32%となりました。他に、台湾の受託企業が拠点を置く東南アジア諸国連合(ASEAN)地域向けも55.4%増と高い伸びを見せましたが、一方で中国・香港向け輸出額は991億米ドル(約16兆円)で、前の年の同じ時期と比べて25.2%増にとどまり、全体に占める割合は23.8%でした。

一方で今年1〜6月の台湾の輸入額はというと、輸入総額は3,192億米ドル(約51兆7000億円)で、前の年の同じ時期と比べて40.3%増加。輸入額も過去最高を更新したものの、輸出額の伸び幅が大きく上回ったため、結果、上半期の貿易黒字は974億米ドル(約15兆8000億円)に達し、前の年の同じ時期と比べて416億米ドル(約6兆7000億円)拡大しました。

輸入面では、中国・香港が引き続き台湾にとって最大の輸入相手地域となり、台湾の輸入総額に占める割合は18.7%でした。続いてASEAN(東南アジア諸国連合)が続き、輸入額は494億米ドル(約8兆円)、台湾の輸入総額に占める割合は15.5%でした。

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②「10周年」

台湾唯一の格安航空会社(LCC)である「タイガーエア台湾(台湾虎航)」の台北(桃園)―日本・岡山路線が今月14日、就航から10周年の節目を迎えました。

これを記念し、岡山空港(愛称:岡山桃太郎空港)のキャラクター「ももたろうと仲間たち」とタイガーエア台湾の人気キャラクター「虎将(タイガー・フーちゃん)」のイラストを機体に描いた特別塗装機が14日から同路線での運航に正式に導入されました。岡山の新鮮な果物と台湾の豊かな食文化を融合させ、両地域の交流と友好関係を象徴するデザインとなっています。

台灣虎航6 月將公告2 條日本獨家新航線!岡山10 週年彩繪機同步登場! - JUKSY 街星

タイガーエア台湾の桃園国際空港と岡山空港を結ぶ直行便は、中国・四国地方初のLCC(格安航空)による台湾路線で2016年7月に就航。インバウンド需要を背景に、当初の週3往復から現在は週9往復に増便され、昨年度の平均搭乗率は90パーセント。先月(6月)までで累計延べ73万人が利用し、岡山から中国・四国地方を巡ってもらう「玄関口」としての役割も担っています。

また、タイガーエア台湾は現在、台北(桃園)ー岡山線だけでなく南部・高雄ー岡山線も就航しており、合わせて週12往復を運航しています。

14日には特別塗装機の初便の運航を記念し、岡山空港で記念のセレモニーが行われました。また、特別塗装機が岡山空港に到着した際には放水アーチで迎えられたほか、岡山空港の国際線出発・到着ロビーでは、利用客に限定記念品が配布され、主力路線の節目が祝われました。

記念セレモニーに出席したタイガーエア台湾の黄世恵(ジェイス・ファン)・董事長はあいさつで、「岡山はタイガーエア台湾にとって重要な独自運航路線の一つであり、この10年間、地域に根ざした取り組みを積み重ねてきた」と述べました。

岡山県によると、昨年、岡山を訪れた外国人観光客のうち、台湾からの旅行者が最も多く、全体の45.2%を占めました。第2位は中国からの観光客でしたが、割合は10.8%にとどまり、台湾からの訪問者が大きく上回っています。

また、台湾からの観光客の増加率も最も高く、台湾と岡山を結ぶ航空便の増加が背景にあるとみています。

タイガーエア台湾のジェイス・ファン董事長は、岡山は果物の産地として知られるほか、「桃太郎発祥の地」としても有名で、観光資源が豊富だ。また、西日本の中心に位置し、交通の利便性が高い点も魅力の一つだと説明。日本を訪れる台湾人旅行者の間では、訪問先を深く楽しむスタイルの旅行の人気が高まっており、周遊パスを利用して鳥取、大阪、広島、高松など周辺地域へ足を延ばす旅行スタイルも広がっているということです。

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