今日のキーワードは、、、「空総台湾当代文化実験場」
意味:空軍総司令部(現・空軍司令部)の跡地を活用した文化施設「空総台湾当代文化実験場(台湾コンテンポラリー・カルチャー・ラボ、通称C-LAB)」
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文化部や国防部(防衛省)の資料によると、この「空総台湾当代文化実験場(C-LAB)」は、日本統治時代の1939年に設立された「台湾総督府工業研究所」を前身としています。当時は日本が南方進出に備え、最先端のエネルギーや科学材料を研究する台湾最大級の研究施設でした。
1950年からは台湾の防空体制や軍事作戦を統括する空軍の最高指揮機関「国防部空軍総司令部(空総)」として使われ、2012年に空軍総司令部が移転するまで、この場所は62年もの長きにわたり軍事に活用されました。その後2018年に文化施設にリノベーションされ今に至るのですが、その過程は、空軍総司令部としての役目を終えて3年が経った2015年に行政院(内閣)が敷地全体の保存を決定し、2018年から文化部(日本の文部科学省に類似)傘下の「財団法人台湾生活美学基金会」が企画・運営を担い、塀を撤去し広々とした空間を作り出すなど近寄り難い厳粛な雰囲気漂う軍事施設のイメージを払拭し、市民へ一般開放するための景観づくりが進められました。そしてリノベーションが完成し、現在、台北市中心部における文化施設となっているのです。2024年には国定古跡に指定されています。
施設内では、芸術・文化分野における多様なプログラムが展開され、台湾の先端的な実験型アートの育成拠点、国際文化交流の窓口、そして台湾の文化テクノロジー発展を支える重要な存在となっています。
そして、文化部は今月13日、「C-LAB」が台湾文化を世界へ発信するための国家レベルの文化の拠点「空総国家文化基地」へと生まれ変わったことも発表しました。今後は、国家規模の重要な国際フォーラムなどを開催し、台湾のソフトパワーを世界へ届けていくということです。

空軍総司令部(現・空軍司令部)の跡地を活用した文化施設「空総台湾当代文化実験場(台湾コンテンポラリー・カルチャー・ラボ、通称C-LAB)」