7月28日午後に発生した令和8年熊本地震で被災した方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早い復興をお祈り致します。また、今後も余震などが続く恐れがあるとの報道もありますので、皆様くれぐれも安全にご留意ください。
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7月31日(金)の「こんにちは、台湾」
毎月、最終週の金曜日は日本の熊本県にある、「崇城大学SCB放送局」と私たちRti台湾国際放送のコラボ企画。
毎月一回、崇城大学SCB放送局のみなさんが、熊本で発見した「台湾と日本の交流に関する話題」を紹介してくれる番組コーナー、その名も「まぜそば ~ 熊本台湾交流ラジオ ~」をお送りします。
7月と8月は2回にわたり、熊本朝日放送株式会社、通称KAB社内の台湾プロジェクトチームでご活躍されている野口浩平さん、同じく台湾プロジェクトに携わりながらアナウンサーとしても日々奮闘されている船津真弓さんのインタビューを届けてくれます。
KABでは現在、熊本にTSMCが進出したことをきっかけに、台湾に住んでいた人々が熊本に移り住んだことによる熊本の経済的な影響、文化の入り混じりについてを考え、まずは報道する自分たちが台湾について勉強をしつつ、みんなの暮らしがハッピーになるように活動をされているということです。
アナウンサーとして、日頃より熊本のニュースを発信し、地域活性化に大きく携わる船津さんが熊本の未来について熱く語ってくれていますので、どうぞお聴き逃しなく!
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~ 令和8年熊本地震に関して ~
7月28日午後に日本の熊本で発生した、「令和8年熊本地震」を受け、被災地での救助・支援活動が継続して行われています。
「まぜそば~熊本台湾交流ラジオ~」を制作する崇城大学SCB放送局は、熊本市に位置しています。番組を制作してくれている学生、スタッフのみなさんの安否について、関心をお持ちの方もいらっしゃるかと存じます。そのため、RtiではSCB放送局のメンバーをはじめ、現在の大学の状況などについて、崇城大学情報学部情報学科の準教授、IoT/AIセンターの内藤豊さんにオンラインでお話を伺いました。
内藤さんによると、崇城大学では建物に亀裂が入るなどの被害は見られているものの、学生全員が安否確認の報告をしており、人的被害は確認されていないということです。

崇城大学情報学部情報学科準教授、IoT/AIセンター 内藤豊さん
熊本県および震源の位置的状況について
熊本県は九州の中央に位置しています。私がいる場所は熊本市ですが、今回の震源は熊本市よりも南側の宇城市だったり、氷川町だったり、八代市のあたりが震源になっています。 したがって、熊本市から見ると、離れた場所で震源があったということになります。
崇城大学の状況は?
現状の話をすると、学生たちは夏休みに入りました。本来ならば8月の第2週あたりから夏休みに入る予定でしたが、地震でエレベーターが止まっていたりとか、外壁に少しヒビが入っているところがあったり、私も全体を把握しているわけではないんですけれども、いくつかどうしても見逃せない部分があります。それからJRやバス等に影響が出ているので、学生たちも通学するのが困難な部分があります。そのため、夏休みを前倒しして始めたという形になります。
大学関係者の人的被害は?
いまのところ人的被害はありません。 昨日(29日)も学生たちと話をしたんですが、 特段問題はないという学生がいました。逆に全員どうなのかというと、生活にまで影響があるのか、安否以外のことはわからない部分があるのですが、 大学的にはウェブサイトだったりシステムを使って全員が安否の情報を大学に報告している状況です。
内藤さんのいる熊本市は震源からは少し離れていると伺いましたが、熊本市の地震発生時の状況は?
ちょうど講義が終わってすぐの時間。約60人ほどの学生に対して講義をやっていたんですが、 講義の片付けだったりとか、後片付けが終わった瞬間に地震が来ました。 私は横揺れだと感じたんですが、人によっては縦にも揺れたという人もいました。 時間はだいたい30秒ぐらいで、ずっと揺れ続けた感じでした。スマートフォン、携帯電話から警告音が鳴り、周りの学生たちのスマートフォンからも警告音が鳴って、建物の中で講義していたので、建物の外に避難したという状況。10年前の地震の経験があり、日頃の訓練も実施していたため、学生たちは不安そうではあったものの、割と落ち着いて行動できていたと思います。
ライフラインと生活インフラについて
私が住んでいる熊本市の、しかも私の周囲ぐらいしかわからないんですが、 地震発生当日は私たちの大学も停電していました。信号機も稼働していない状況でしたので、車の渋滞も発生していました。経験上ガソリンが不足することが皆さん多分考えていらっしゃると思うので、 ガソリンスタンドを中心に渋滞が発生していくことは見えていました。水道は止まっているところもあれば、止まっていないところもあります。
電気については先ほど申し上げましたけれども、翌日はほぼ停電は解消したようです。水についても、現在も止まっているところもあるし、止まっていないところもある。私の自宅は濁り水が出始め、水道の水を飲むのがちょっとはばかられるので、例えば水道局の車で水を運んでくれたりしていますので、そういったところに水をもらいに行かなければということを今感じています。
イベントの中止なども耳にしましたが、この状況はしばらく続きそうでしょうか
現状の話をすると、週末に私どもの大学でオープンキャンパスを予定していましたが、これはキャンセルになりました。このオープンキャンパスが推薦の条件になっているところもあるので、その対応を大学側としてどうするか、今検討しているところです。同じようなことはいろいろ起きていまして、やはりイベントもキャンセルになっているところあります。ただし今後どうなるかは、余震の状況を見ながらということになると思いますし、各施設で発生している問題をいかに解消していくかというところにもなるかもしれません。ただ心情的には、やはりお祭りごとだったりとかイベント等を開催するのはちょっと難しいかなというような市民感情になっているところも感じているところです。
現在、不足している物資や必要とされている支援などは?
私がニュースで知る限りでは災害の復旧、それから実際に計画されている方々の対応では、日本国内の様々な自治体から応援が来ているというふうに聞いています。地域の小売業だったりとかコンビニだったりとか、そういうところがどうなのかというと、もちろん施設がダメージを受けて閉店しているところもあります。ただし、全く物が手に入らないということではないんですね。これは熊本市だけの問題かもしれません。震源に近いところではどんな状況なのか、私からはちょっと分かりませんけれども、私の周囲ではお店が閉まっているところもちらほらありながらも、どうにか流通のほうは賄えているという状況です。先ほどのガソリンスタンドに給油待ちの車が並んでいるという状況は、しばらく変わりがないのかもしれませんけれども、そのような状況です。
また、学生たちも不安な中で、逆に必要なのが、情報をいかに取るかということと、 やはり相談相手だったり、そういう人たちがいることが大事だと思っています。 したがって、SCB放送局は日頃からつながっているし、この日頃からのつながりというのがお互いの安心感にもつながっていくでしょうし、できるだけ活動も止めないように、こういったところで停滞させてしまうと、余計に不安が募ってしまう状況もあると思います。そういったところにも配慮しながら、できるだけ活動ができるようにしていきたいなと考えているところです。