2026年8月7日(金)の「こんにちは台湾」
本日は7月22日に日本・大阪で収録した、台湾観光協会 大阪事務所の張珏・所長のインタビューをお届けします。
昨年、大阪事務所に着任した張・所長に現在、台湾観光協会が日本人観光客の獲得に向け注力しているテーマや台湾でおすすめのイベント、さらに張・所長ご自身がおすすめの台湾の楽しみ方などを伺いました。ぜひお聴き逃しなく!
1. まず、台湾観光協会大阪事務所のおもな業務について教えてください。
台湾観光協会は、日本では東京と大阪に事務所があります。私たちの管轄は広く、大阪事務所は石川県から沖縄までを担当しています。今、台湾の航空会社は積極的に路線を開拓しており、各地に就航していますので、私たちは彼らのサポートもしています。私たちの主な仕事は送客になるのですが、現在は台湾から日本に来る人がかなり多く、日本から台湾を訪れる人との不均衡が生じています。そのため、より多くの人が台湾に来てくれるよう頑張っています。
2. 大阪をはじめとする関西・西日本エリアの皆さんの、最近の台湾に対する関心や『台湾への熱』について、現地でどのように肌で感じていらっしゃいますか?」
ご存知のように昨年は万博があり、台湾はテックワールドという名でパピリオンを出展し、そこで人気が結構出ました。そのパピリオンの中でも台湾の美食、例えば魯肉飯(ルーローハン)やタピオカミルクティなどが販売され好評を博しましたし、台湾の夜市や美食については、最近関西でも注目され、大阪の梅田でも台湾料理のお店があったり、台湾の朝ごはんもすごく人気が出ています。最近は台湾カステラも人気になっていますので、もう一度タピオカミルクティーに負けないくらいの台湾ブームが来るのを願っています。
3. 現在、台湾観光協会が日本の人たちに向けて『最も重点を置いているテーマ』を教えてください。(例:持続可能な観光、ローカル体験、デジタル活用など)
今年(2026年)から 私たち台湾観光庁(台湾観光署)は「台湾、無限の旅『味(Way)』へ!」(台湾百味)」と称するプロモーションを実施しています。これは日本人のみなさんや海外のみなさんに、「自分だけの台湾の味(way)」を探してほしいということで、特設サイトなどで台湾観光をPRしています。素敵なプレゼントが当たる抽選キャンペーンもやっていますので、日本のみなさんに近くて安全な台湾にどんどん遊びに来て欲しいです。
また、7月から日本のパスポートの申請費用も安くなっていますので、これを 機にもっと多くのみなさん、8月のお盆休み、9月のシルバーウィークから秋冬にかけても、ぜひ台湾に遊びに来てほしいと願っています。
4. 「リピーターも多い日本人旅行者に向けて、台北などの定番のエリア以外で、いま特に注目してほしい地域や、新しい旅のスタイル(地方都市の魅力、鉄道旅など)はありますか?」
リピーターの方は本当にありがたい存在です。実は関西空港以外に、神戸空港からも台湾の航空会社、エバー航空とスターラックス航空が運航しています。エバー航空は神戸から台北、スターラックス航空は神戸から台中。日本でも地方創生に力を入れていますが、台湾も同じく、より多くの人に台中や高雄、台南を訪れてほしいし、離島や東部の花蓮なども訪れ、台湾の新しい魅力を発見してほしいです。台湾も新幹線(高速鉄道)があり、台北から台中、台南は本当に近いので活用していただくとありがたいです
5. 「今年(2026年)から来年にかけて、日本からの観光客にぜひ台湾で体験してほしい、台湾ならではの大型イベントや最新の観光スポットは?
来年(2027年)の台湾ランタンフェスティバルは、北西部の苗栗で開催される予定です。私たちも台湾観光のパンフレット(日本語版あり)で苗栗の魅力を紹介しています。苗栗は客家の文化をはじめ、サイクリングなどいろいろな楽しみ方ができます。台北や台南といった有名観光地以外に、苗栗の客家文化なども、もっとみなさんに知ってほしいです。来年に苗栗で行われるランタンフェスティバル、ぜひ足を運んでいただけるとありがたいです。
6. 「最近ではSNSを通じた情報発信も盛んですが、日本の人たちに台湾を選んでもらうために、大阪事務所として特に意識していることはありますか?」
私たちもパンフレットを作ったり、視察やガイドブックなども手掛けています。また、若い人たちにもっと台湾に来てほしいので、インスタやFacebookといったSNS、さらにインフルエンサーを案内して、台湾に来てもらうというような取り組みもやっています
7. 張・所長が個人的におすすめの、または『日本の人たちに、もっと知ってほしい!』と思う台湾の隠れたグルメや、お気に入りのリラックス法(スポット)があれば、コッソリ教えてください。」
私は台湾東部の花蓮生まれ、育ちです。花蓮といえば先ほど、苗栗は客家文化があると言いましたが、花蓮は原住民族、アミ族の文化があります。花蓮の東大門という夜市は本当に特色があり、そこにしかない原住民族のお酒や料理、野菜などが楽しめます。ちょっと遠いので一泊する必要がありますが、ぜひゆっくりのんびりスローな旅を楽しんで欲しいです。高速鉄道がないので、台北から在来線で2時間半か3時間かかりますが、本当にのんびりしたい、特に若い方にはおすすめです。原住民族の料理やアミ族の踊りもぜひ体験してください。太平洋に面していて海もきれい、山は中央山脈があり、大理石もとても有名なところです。
8. 日本のリスナー(台湾ファン)へのメッセージ
台湾は関空から2時間半ちょっとで行くことができますので、ぜひ来てほしい。もし九州の方がいらっしれば、九州ならさらに近く、週末を利用して台湾に行けると思います。沖縄の先に台湾があるので、国内旅行の感覚で、ちょっと自分にご褒美として訪れてはいかがでしょうか。本当に一番近くて安全な国が日本のすぐそばにある台湾です。ぜひ旅行先に台湾を選んでいただけると幸いです。
(取材:本村大資)

Rtiの張瑞昌・総局長と台湾観光協会 大阪事務所の張珏・所長