今日のキーワードは、、、「外送專法」
意味:2026年7月21日に施行されたフードデリバリーサービスに関する特別法「デリバリー配達員権益保障およびデリバリープラットフォーム管理法」
(「外送」は飲食店の料理をネット上で注文し、自宅など指定した場所まで配達してもらう「フードデリバリーサービス」のこと。「專法」は「特別法」を指す)
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台湾の立法院(国会)では今年(2026年)1月に「デリバリー配達員権益保障およびデリバリープラットフォーム管理法」が可決され、先月21日に正式に施行されました。労働部(日本の厚生労働省に類似)によると、この法律は台湾におけるフードデリバリー産業の急速な発展に対応するためのもので、公平で透明性のある健全な配達サービスの環境を整備するとともに、配達員、消費者、加盟店舗の権益を保障し、産業の持続的発展を促進することを目的としています。
可決から施行までの約半年間、労働部、経済部(経済省)、交通部(日本の国土交通省に相当)、衛生福利部(厚生労働省に類似)などの関係省庁は制度の円滑な実施に向け緊密に連携し、同法律に基づく関連規則を整備していました。
また、台湾の大手デリバリープラットフォーム各社は同法の施行に向け相次いで対応策を発表し、法律の施行に合わせた新制度をすでに導入しています。
今回施行された「デリバリー配達員権益保障およびデリバリープラットフォーム管理法」には、以下の内容が盛り込まれています。
配達員の権益保障に関する規定
報酬の最低保障
契約に記載すべき事項および記載を禁止する事項
アカウント停止や契約終了時の手続き
商業保険制度
職業安全対策
苦情申し立て・救済制度
などを定めています。
消費者の権益保障に関する規定
契約に記載すべき事項および記載を禁止する事項
個人情報保護
取引関連記録の保存
などを定めています。
加盟店舗についても、
プラットフォームとの提携契約モデルの整備
取引関連記録の保存
などを定めています。
実は、配達員は車両の購入費や燃料費、修理・整備費などの費用を自ら負担しています。また、契約交渉力も弱いことから、配達サービスの仕組みの中で比較的弱い立場に置かれているとされています。
こうした状況を受け、近年、配達員、加盟店舗、消費者、プラットフォーム事業者の権利の均衡を図る必要性について、与野党を超えて立法院で共通認識が形成されました。
その結果、法案審議が加速し、2026年1月6日に法案が立法院で可決・成立していました。
また、労働部は公式サイトで、今回施行された「デリバリー配達員権益保障およびデリバリープラットフォーム管理法」の内容をよりわかりやすく理解してもらうための情報を提供しています。

台湾における二大フードデリバリーサービスは、「foodpanda(フードパンダ)」と「Uber Eats(ウーバーイーツ)」だ。