今週は、8月14日公開のドキュメンタリー映画『終戰那一天(THE DAY THE WAR ENDED/終戦、その日)』と関連曲を紹介する。7年の歳月と1000万元を超える費用をかけ、第二次世界大戦の貴重な記録映像を修復・カラー化した作品だ。登場するのは、戦争との出会いがそれぞれまったく違う6人。日本へ渡り特攻機の製造に就いた少年工、シンガポールやビルマで兵役に就いた青年、1945年の台北大空襲を経験した人、香港で看護助手として働いた女性たちが、一人称で当時の日常を語る。ある人の「出ていったときは日の丸だったのに、帰ってきたら青天白日の旗に変わっていた」という一言が、あの世代の複雑な思いを言い当てている。あわせて紹介するのは《台湾光復記念歌》。かつて教科書に載ったこの曲は、台湾の歴史記憶のずれを映し出している。