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よもやま台湾 - 2026-09-01_台湾のタレントが奈良市薬師寺の国宝「仏足石」に油をかけた疑い 日本メディアが実名と顔写真を報道

台湾出身の自称・司会業の女性、蔡宜臻・容疑者(39歳)が、8月22日に文化財保護法違反の疑いで日本の警察に逮捕されました。(写真:蔡宜臻氏のinsより)
台湾出身の自称・司会業の女性、蔡宜臻・容疑者(39歳)が、8月22日に文化財保護法違反の疑いで日本の警察に逮捕されました。(写真:蔡宜臻氏のinsより)

これまでこの番組を担当していたナンシー先生が、ご都合により8月いっぱいで退職されたため、きょう91日から番組名を「よもやま台湾」と改め、本村課長以外の日本語課スタッフが交代で担当することになりました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、ナンシー先生が担当したこれまでの放送は、現在もインターネットでオンデマンド配信されています。お聴き逃しの方は、ぜひご利用ください。

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台湾のタレントが奈良市薬師寺の国宝「仏足石」に油をかけた疑い 日本メディアが実名と顔写真を報道

日本奈良県奈良市の世界遺産・薬師寺にある国宝「仏足石(ぶっそくせき)」に液体がかけられた事件では、822日に台湾出身の自称・司会業の女蔡宜臻・容疑者(39歳)が文化財保護法違反の疑いで逮捕されました。

日本の読売テレビは、蔡・容疑者が、日本時間824日午後115分、地元の警察署を出たと報じました。読売テレビによりますと、蔡・容疑者は台湾では「五熊」や「蔡頤榛」の芸名で知られ、自らを台湾の元俳優と説明し、現在は司会者やタレントとして活動しているとしています。同テレビはニュース映像で蔡・容疑者の実名と顔写真を公開し、「台湾の元俳優・蔡宜臻」などの見出しで、この事件を伝えました。

警察によりますと、蔡・容疑者は普段から、物に油をかけて祈る習慣があると話しており、逮捕された際にも、祈りに使う油を所持していたということです。

事件当時、蔡容疑者は家族とともに奈良県を訪れていました。警察の調べに対し、「家族の健康と世界平和を祈るため、油をかけた」と供述しています。

警察の調べによりますと、蔡・容疑者は今年46日午後120分ごろ、奈良市西ノ京町にある薬師寺の大講堂で、国宝の「仏足石」に液体をかけた疑いが持たれています。その後、蔡・容疑者は、帰国していましたが、822日、再び日本に入国した時、逮捕されました。

蔡・容疑者は警察の取り調べに対し、行為を認めたうえで、「感動したものに油をかけて祈ることがあるため、仏足石にも油をかけたと思う」と供述しました。また、過去にも別の場所で同様の行為をしたと話しているということです。日本の警察は、ほかの文化財や施設でも同様の行為をしていないか、詳しく調べています。

仏足石にかけられた液体は、調査の結果、無色透明のグリセリンだったことが確認されました。グリセリンは、化粧品などにも広く使われている成分です。

「仏足石」は、釈迦の足跡とされるものを刻んだ石碑です。薬師寺に保存されている仏足石は、日本に現存するものとしては最古とされ、歴史的、文化的に極めて重要な価値を持っています。

法律の専門家によりますと、日本の文化財保護法第195条では、重要文化財を損壊、毀棄、または隠匿した場合、5年以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金が科される可能性があります。

日本の司法実務では、文化財を割ったり、傷を付けたりする物理的な破壊だけでなく、落書きや油、化学薬品などによって本来の状態を損なった場合や、多額の修復費用が必要となった場合も、損壊と認定されることが多いということです。

また、日本の刑事手続きでは、外国人が国宝や重要文化財の損壊に関与した場合、検察が裁判所に勾留を請求することが一般的です。観光客など日本に定住していない被告は、釈放された場合、国外に逃亡するおそれがあると判断されるためです。外国人が有罪判決を受けた場合、執行猶予が付いても、その後、強制退去となり、将来にわたって日本への入国を拒否される可能性があるということです。

非常に残念で、台湾の人々にとっても胸の痛む事件です。本人にとっては祈りのための行為だったとしても、文化財に許可なく液体をかけることは、信仰や習慣を理由に正当化できるものではありません。まして、薬師寺の仏足石は長い歴史を持つ日本の国宝です。文化財は一度傷つけば、完全に元の状態へ戻すことが難しい場合もあります。

「旅の恥はかき捨て」と言いますが、たとえ「家族の健康と世界平和を祈るため」だったとしても、旅行先の国の国宝に勝手に油をかける行為は、決して許されません。台湾人として恥ずかしく、日本の皆様に深くお詫び申し上げます。このようなことが二度と起きないよう、海外を訪れる台湾の旅行者一人ひとりに、訪問先の文化や文化財を尊重してほしいと強く呼びかけたいと思います。

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「最もイケメンな僧侶」薬師寺寛邦、台湾の「伝統芸術金曲賞」に初出演

日本の著名な僧侶で音楽家の薬師寺寛邦さんが、今年8月末、初めて台湾の「伝統芸術金曲賞」のステージに立ちました。「伝統芸術金曲賞」は、台湾の伝統音楽や芸術音楽、そして伝統的な戯曲(演劇)パフォーマンスの分野で活躍する優れた個人や団体を称える、台湾で最も権威のある音楽・演劇賞です。

32歳で修行に入り、400年の歴史を持つ寺を継いだ薬師寺さんは、長年にわたり、仏教の経典を現代のポップスや電子音楽と融合させ、「般若心経」でアジア各地の人気を集めています。

今回、台湾の伝統芸術の祭典に初めて参加し、オープニングゲストを務めました。代表作「般若心経cho ver.」を台湾の音楽家とともに新たに編曲し、日本人ミュージシャンによる生演奏と組み合わせ、幻想的で厚みのあるステージを作り上げました。

日本語の読経が台湾の若者から思いがけず支持され、「最もイケメンな僧侶」とまで呼ばれていることについて、薬師寺さんは照れくさそうに「ノーコメント」と答え、自分の作品が海外でこれほど人気を集めるとは思っていなかったと明かしました。

落ち込んでいる人や失恋した若者をどのように慰めるかと聞かれると、薬師寺さんは「人生で起きるすべてのことには意味がある」と率直に語りました。そして、否定的な感情から無理に逃れようとせず、自分の音楽を聴きながら、ゆっくりと乗り越えてほしいと励ましました。

台湾を訪れるのは今回で10回近くになりますが、毎回ほぼ予定が詰まった「仕事モード」だと笑います。わずかな自由時間を利用して、九份を観光したこともあるということです。そして、変わらず大好きな台湾の味は「豆花と仙草ゼリー」だと話しました。

なお、九份は、台湾北部の新北市瑞芳区に位置する、ノスタルジックな街並みで有名な山あいの町です。

(編集:王淑卿)

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