今回は、ニつご紹介します。
一つ目は、先月7月18日に放送した、“平成の歌姫”浜崎あゆみさんの17年ぶりの台湾ワンマンコンサートについて、続報をお伝えします。
実はちょうど今日8月1日に北部・台北市内の多目的体育館「台北アリーナ」で追加公演が行われています!今日の公演は台湾時間の夜7時から、つまり日本の夜8時からですので、今頃多くのファンたちを目の前に、その歌声が会場に響いていることでしょう。
先ほど“今日は追加公演”と言いました。元々明日1回のみの公演予定でしたが、販売開始から1分もたたずに完売したことを受け、今日の公演が追加されたのです。
そんな、海外のファンからも愛され続けている浜崎さんの今日、明日の台北公演ですが、チケットの最高価格は17年前の台湾公演と比べ約2倍の8880台湾元(約45000円)となっています。それでも即完売したのですから、その人気ぶりが伺えますね。
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日本には現在世界中から観光客が殺到しており、その多くが東京や大阪などの大都市に集中しています。こうした課題に対応するため、日本政府や民間企業は観光客の地方分散を促進しているのですが、そんな中、世界中の宿泊施設を予約できるアプリ「Klook(クルック)」は日本のホテルブランド・星野リゾートとパートナーシップ協定を締結しました。双方は“地方観光の推進”という理念を共有しており、旅行者の選択肢を広げ、観光地の偏りによるオーバーツーリズムの緩和を目指します。
双方が協力して行う第1弾目の取り組みとして、星野リゾートが全国に21展開する温泉旅館ブランド「界」とJRパスを組み合わせた宿泊・交通一体型パッケージをKlook上で発売しました。その宿泊パッケージの名は「Stay+(ステイプラス)」で、先月7月11日からすでに販売されており、中国語のページもあります。これにより、訪日客は従来アクセスが難しいとされてきた地方エリアにもスムーズに足を運べるようになりますので、日本を訪れる台湾人観光客も、更に増えそうです。
「界」の施設は地域の文化や自然をテーマにしており、地域の伝統工芸や風習を反映した「ご当地部屋」などを通じて、宿泊者がその土地ならではの文化や暮らしに深く触れられる滞在を提供していているのが特徴です。そのため、21の旅館は、主に大都市圏以外の都市や観光地に立地しています。
Klookは今後の展開として、交通・宿泊・体験をセットで、かつ多言語で提供する仕組みを活かし、星野リゾートの他のブランドなどと共に日本各地の新しい旅の価値を創出していきたいと明かしています。
*私からの一言
もちろん日本の方も利用できる宿泊パッケージ「Stay+(ステイプラス)」、都市部以外の地域ならではの魅力を再発見するきっかけにぜひ利用してみても良いですね。