①「棒球場寵物樂園」：ペットにとって楽園のような野球場

2週間前のこのコーナーで私は、ペットの数がとても多い台湾の中で北部に位置する桃園市で今月、台湾初の公立のペット用プールが設置されたとお伝えしました。

それに続き今月22日からは、同じく桃園市にある台湾初の国際規格の野球場であり楽天モンキーズのホームスタジアムとして知られる「楽天桃園野球場」でペット同伴可能エリアがオープンしました。つまり飼い主がペットと共に試合観戦を楽しめるようになったのです。

ペット同伴可能エリアは3つの場所からなり、一つは「1階屋内エリア」。

二つ目は「1階のペットランエリア」。三つ目は「2階観覧席エリア」。

3つの空間ではペットシーツや消臭スプレーなども完備されており、安心して試合観戦を楽しめます。

この専用エリアを利用するには平日の試合日は1枚350台湾元(約1750円)、休日は1枚500元(約2000円)のチケットを購入する必要があり、購入者には、台湾の有名ペットブランドによる特別なバッグが贈られます。中には休日のチケット代である500元以上の価値があるおやつが入っているそうです。

ちなみに桃園市はペットに優しい施設数が全国一でもあり、今後もその数は増えていく見込みです。これは市が「人とペットが共に暮らす幸福な都市づくり」を推進し安全かつ適切に管理された公共空間の整備に力を入れているためです。

＊＊＊＊

②「必比登推介」：ミシュランガイド」台湾版を発行する台湾ミシュランタイヤが選んだ、手ごろな価格で良質な食事ができるお店「ビブグルマン」

「ビブグルマン」2025年版が先日発表され、台湾からは台北市の37軒、新北市15軒、新竹県8軒、新竹市7軒、台中市23軒、台南市30軒、高雄市24軒の、7都市から計144軒が選ばれました。昨年から37軒が新たに掲載され、そのうち6割近くが牛肉麺や魯肉飯、また台湾で多く食べられているベジタリアン料理といった台湾のローカルな料理を提供するお店でした。

台湾版ビブグルマンに掲載されたお店、興味のある方は是非「必比登推介」と検索してチェックしてみてくださいね。