人口減少時代に突入し、都市と地方との医療サービスの格差の問題がクローズアップされていますね。特にへき地では住民が適切な医療を受けることが困難となっています。こうした状況は、日本と台湾で非常に似通っています。
9月19日、ある悲しい知らせに、多くの台湾の人々が肩を落としました。自身の半生を台湾最南端地域の僻地医療に捧げ、「スーパードクター」、「台湾のシュヴァイツァー」と呼ばれた台湾原住民族パイワン族の医師、徐超斌さんが、病により、58歳の若さで人生の幕を閉じたのです。
本日は「スーパードクター」徐超斌さんの人生をご紹介いたしましょう。