日本同様、台湾においても少子化は深刻です。台湾は日本以上に学歴を重視する社会ですが、高等教育機関が増え、いわゆる希望すればどこかの大学には進める、いわゆる「全入時代」となったこともあり、経営不振の学校は多く、近年、いくつもの大学や専科学校で募集停止となっています。昨年2024年度は台湾全土で22の大学、専科学校が募集停止ないし閉校となりました。
伝統的に国公立志向が高いお国柄、私立にもいわゆる優秀な大学、いわゆる難易度は高くなくても独自の路線で素晴らしい環境を提供している大学はありますが、やはり、少子化による影響は受けるのは私立の大学です。
全国私立学校産業公会の呉忠春・理事長は、2028年、17万3000人と予想される中、このうち国公立の枠はおよそ12万人、残り5万3000人が私立で学ぶことになる。その場合、40校前後は経営的に厳しくなり、募集停止や閉校を余儀なくされる。仮に企業の支援があればそこまでの数には至らないだろう、との見通しを述べています。
さて、前置きが長くなりましたが、このように台湾の少子化、主に私立を中心に大学、専科学校の経営が厳しくなっている中、ある傾向がうまれています。それは外国人留学生の増加、特に東南アジア各国からの留学生が増えているんです。
留学生、国・地域別トップ10はどこの国か、そして東南アジアではどの国が増えているのかなど、本日はこの話題についてご紹介いたしましょう。