今日のキーワードは・・・「非犬貓寵物登記」
「非犬貓寵物」
意味:犬と猫以外のペット
「登記」
意味:登録する
そのため、「非犬貓寵物登記」の意味は「犬と猫以外のペットを登録する」
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台湾では1998年に動物の生命を尊重し保護することを目的とした「動物保護法」が施行されて以降、1999年にペットとして飼われている犬を対象に、そして今年1月からは猫にも原則としてマイクロチップの埋め込みとペット登録の手続きを義務化する規定が定められました。飼い主がもし違反した場合、3,000以上1万5,000台湾元(約1万5,000〜7万3,000円)以下の罰金が科されます。
そんな中、北部・新北市の動物保護防疫処では全国初となる「犬猫以外のペット登録窓口」を設置しました。これまで犬猫に限定されていた登録対象を、鳥、ハムスターやモルモットなどのげっ歯類 、ウサギ、さらにはカメやヘビいった爬虫類やカエル、イモリなどの両生類といったペットとして飼われている生き物へと拡大、飼い主は、動物保護防疫処と提携した複数の特定ペット業者や動物病院で登録手続きを行い、これらのペットの身元を確立できるようになりました。新北市は飼い主にこの一手間を行ってもらうことでペットが迷子になった際の発見率を向上させると共に、正しい飼育理念を普及したい考えです。
市民はネットの専用ページから近くの登録可能場所を検索できます。
動物保護防疫処は、ペットは迷子になると自力で帰宅するのが難しいため、「ペット登録によって、一生の安全を守ることができる」と飼い主に呼びかけ登録を促しています。
もし飼い主が見つからなかった場合はどうするのか?市によると公式サイトで14日間迷子ペットとして公開されます。その間に飼い主が現れなかった場合、学校や公的機関に優先的に譲渡され、教育の場で役立てられます。さらに引き取り手がいない場合には、一般市民にも譲渡が開放されます。譲渡の後は、動物保護防疫処が継続的に飼育状況を追跡し、救助された子たちが適切に飼育されていることを確認しています。
台湾では2022年12月に24時間体制の動物救援ホットラインが開設され、「1959」に電話するだけで電話をした地域の動物保護機関に即座に繋がるようになっています。1959は台湾全土の人々が動物に関するいかなる相談も行える窓口で、市民が負傷したり迷子のペットを発見した場合も専門スタッフに支援を24時間要請でき、すべての命が見過ごされない仕組みを実現しています。
そんなペットに優しい台湾で今回初めて開設された新北市の「犬猫以外のペット登録窓口」、今後は全国に広まっていくといいですね。