今日ご紹介するキーワードは「啦啦隊徵選」。
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今、台湾も日本もプロ野球の今年のシーズンが終わり、オフシーズンとなっていますが、この時期も野球の話題が色々と上がってきます。
そのうち今注目されているのが、今日のキーワード「啦啦隊徵選(チアリーダーの選抜)」─。
今、各球団の新たなチアリーダーの募集が行われていて、注目されています。
日本でも「台湾プロ野球のチアが可愛い!」と話題になっていますが、台湾ではチアはアイドル的要素が強いことから目指しているという人、そしてこの選抜から注目しているというファンも少なくないんです。
台湾と日本のプロ野球のチアリーダー、どちらも「応援」そして「エンタメ」の重要な役割を担っていますが、そのスタイルにはかなり違いがあるんです。
ちょっと比較してみると…
日本ではチアリーダーは応援団や球団演出をサポートするという立場で、試合が始まる前やイニングの合間、試合後などのイベントタイムにグラウンドに登場しますよね。試合の主役はあくまで選手やファンで、チアは演出の一部というイメージです。
とはいってもダンス専門のプロ集団で、ダンススキルや統一感を重視し、チームとして完成したパフォーマンスを見せてくれます。
一方、台湾ではチアは球団の“顔”であり、主役級の存在です。そして、試合中も常にスタンドで踊り、観客を盛り上げ、一体感を演出します。
ダンスももちろんうまいのですが、タレント性も重視されていて、実際、一人一人がタレントやモデルとしても活躍し人気があり、ファンも「推し」として応援していたりします。そしてすごいのは、全イニング、ずーっとスタンドでファンの前で踊り続けています。あの体力とテンションは本当にすごいと思います!
そして、今回話題となっている新メンバーの募集に関して、日本のチアは応募条件に「ジャズ・ヒップホップなどのダンス経験が必須」というチームが多く、やはりダンススキルをメインに見られます。そして、レッスン・試合・地域活動に参加できることが条件ですが、他の仕事との両立もOKとなっていることがほとんどですが、球団公式の演出チームとして表舞台に出るので、芸能活動やSNS活動などは球団のガイドラインに沿うことが求められます。
一方、台湾のチアは、応募条件で、ダンス経験者歓迎というのはあるんですが、ルックスや表現力、タレント性などが重視される傾向があり、選考オーディションは一般公開され、ダンス審査の他、表現力チェックやカメラ映り、インタビュー、SNSアピールなどが行われ、中にはファン投票やYouTubeなどで配信するところもあったりとエンタメイベント化しています。そして、合格後は、プロダクション契約に近い形で、球団所属の“タレント”として、イベントやテレビ・MV・SNS活動など、芸能活動と並行して活動することが多くなっています。
今、ちょうど新たなメンバーの募集が行われているんですが、そんな台湾のチアでは近年、日本や韓国出身のメンバーも増えているんですよ。
今年は、楽天モンキーズの「Rakuten Girls」に1人、中信ブラザーズの「Passion Sisters」に1人、統一ライオンズの「Uni-Girls」に2人と、3つの球団で計4人の日本人メンバーが活躍していましたが、来年はもしかしたらさらに日本人メンバーが増えるかもしれませんね。
一方、日本のチアリーダーもこの時期、新規メンバーの募集を行っています。多くの球団が球団本拠地での選考会となりますが、福岡ソフトバンクホークスでは、ホームの福岡と熊本の九州2か所に加え、台北でもオーディションが行われているんですよ。今年は3人の台湾人メンバーがいましたが、来年、新たに加入する台湾人メンバーも出てくるかもしれませんね。
台湾も日本も、今、ちょうどプロ野球チームのチアの新規メンバーの募集や選考が行われている頃。各チーム、どんな新メンバーが加入するのか、楽しみですね。