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台湾ミニ百科 - 2025-11-19-【①「茄芷袋(漁師バッグ)」 ②「タイワンツキノワグマ」が再び花蓮県で目撃される】

皆さんは、台湾の定番土産と聞いて、何を思い浮かべますか?食べ物ではパイナップルケーキやヌガー、台湾茶など、美味しいものがたくさんありますが、“モノ”で言うと、近年、「台湾版ルイ・ヴィトン」とも呼ばれる「茄芷袋(漁師バッグ)」が注目を集めています。漁師バッグとは、赤・青・緑のストライプ柄が特徴のナイロン製の手提げバッグで、台湾では「茄芷袋」と呼ばれています。この「茄芷袋」は台湾語なのですが、名前の由来は、バッグの編み方である日本語の「かぎ編み(kagiami)」にさかのぼるとされています。日本での呼び名「漁師バッグ」の由来は、素材が漁師が使う網に似ていることから名付けられました。韓国では「대만 전통 가방(台湾伝統カバン)」と言う名で知られています。

漁師バッグはもともと南部・台南市の後壁区の、ある農村で生まれたとされているのですが、当初は藺草(いぐさ)を手作業で編んだもので、「草袋仔(カオダイザイ)」と呼ばれていました。しかしその後、台湾で工業化が進みプラスチック製品の普及に伴い、漁師バッグの素材も湿気でカビやすい藺草から、耐久性のあるプラスチック製ナイロン布へと変わり、現代の半透明の手提げバッグへと進化しました。そして、漁師バッグの代表的な色「赤・緑・青」は、この3つの色の染料(つまり色付けのための材料)の値段が他の色の染料より安く、コストが最も低いことから採用され、結果的に漁師バッグを象徴する配色となりました。また、この3つの色にはそれぞれ特別な意味が込められています。赤は台湾ならではの温かい人情、緑は台湾の豊かな山や野原、青は澄んだ空を象徴しているんだそうです。

丈夫で耐久性が高いことから、もともとは台湾の人々が農作業の際や、伝統市場で買ったものを入れ、運ぶための実用的なバッグとして使われてきました。今でも、耐久性、防水性に優れ、汚れにも強く、容量が大きいことから、台湾阿嬤と呼ばれる台湾のおばあちゃんたちの愛用バッグとして、買い物に出かけるときに、持ち歩いたり、自転車のハンドル部分に掛けて移動する姿をよく見かけます。

「台湾版ルイ・ヴィトン」と呼ばれている由縁ですが、それはカラフルで丈夫であること。そして世界を代表するブランドのファッションショーで、「漁師バッグ」に似た配色のバッグが相次いで登場したことがきっかけです。

2017年には、台南市が漁師バッグを中華民国の建国記念日「双十国慶節」の国旗掲揚式の来場者に贈り物として配布、市民に台南市発祥の伝統を思い起こさせました。

最近では、赤・青・緑色が交互に並んだオリジナル版のほか、他の色のバリエーションや手提げバッグではなく小銭入れやリュックといった商品まで誕生し、日本をはじめ世界各地からの観光客の人気を集めています。また、台湾のセレブや芸能人の間でも「台湾版ルイ・ヴィトンブーム」が巻き起こっており、例えば日本の東京で生まれ、その後台湾でモデル、女優、歌手と幅広く活躍してきた台湾人、關 穎(テリー・クァン)さんはSNSでたびたび漁師バッグを愛用していることを披露。昨年には日本のあるバラエティ番組で、お笑いコンビ「ハイヒール」のメンバーであるモモコさんが台湾お土産として一度に22個購入したと発言し、話題となった他、昨年のパリ五輪で展示され、来場者の人気を集めました。

また、台湾出身で、韓国の5人組アイドルグループ「i-dle」のメンバー、シュファさんが今年7月、自身が司会を務めるバラエティ番組の記者会見上で実際に漁師バッグを手に取り紹介したこともあり、台湾国内でも再び話題となり、現在、台湾、海外共に再流行しています。

そんな中、フェイスブックで「台湾在住の日本人のおじさん」というページを運営する台湾在住の日本人ライター・下坂泰生さんは先月28日、「漁師バッグを日本の両親に贈ったところ、大変喜ばれ、記念写真まで撮ってくれた」と写真付きで投稿。そこには、日本の高齢者からも人気を集める理由が紹介されていました。下坂さんによると、日本では台湾のようにバイクで移動する人が少なく、高齢者の多くは徒歩や公共交通機関で買い物に行くため、軽くて持ち運びやすいバッグが重宝される。また、梅雨がある日本では、防水性と通気性の良さが大きな利点になっていると分析しています。さらに、赤・青・緑のレトロな配色は、大正から昭和初期の懐かしい時代を思い起こさせるデザインとして人気を集めているといいます。価格が手ごろな点も日本の年配者層に響いていると指摘しました。

この投稿には11月中旬時点で1万5千件のリアクションが寄せられ、コメントで台湾人から「台湾のスターバックスも限定カラーを出していた」「昔は祖母が持っていてダサいと思っていたのに、今見るとかわいい」「お土産をこのバッグに入れたら、逆にバッグが褒められた。しかも女性からも男性からも人気だ」「日本へ行ったとき、町で持っている人を見かけた。」などの声が相次ぎました。

そんな、台湾らしさがあふれ今も多くの人に愛される漁師バッグ、皆さんも台湾で見かけた際は、ぜひ、手にとってその魅力を感じてみてくださいね。

台灣阿嬤的「LV包包」 - 時空旅行社|國家文化記憶庫2.0線上策展平臺

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今日は、もう一つ「タイワンツキノワグマ」に関する話題をお伝えします。

今年9月17日の放送で、台湾のみに生息する「タイワンツキノワグマ」について色々と説明し、最後に、最近、東部・花蓮県にあるハイキングコースで親子が歩いているのが目撃された、と紹介したのですが、今月、再び花蓮県に出没したことがニュースになったためお伝えします。

今月9日、花蓮県の山間部にある三笠山と呼ばれる集落に初めて現れました。ただ、体長1メートル未満で雄の子グマと見られ、痩せ細っていたため農業部の職員に捕獲された後、野生動物の救護を行う東部・台東県内の動物病院に送られ、処置を受けました。

台湾黒熊保育協会創設者の黄美秀氏によると、台湾では今年、クマの攻撃的な行動がこれまでよりも顕著になっていると指摘。ただ、タイワンツキノワグマは絶滅危惧種に指定されているほど数が少ないため、短期的にはクマによる被害が相次ぐ日本のような状況にはならないだろうとの考えを示しています。その上で、クマの数が増えてからでは遅い。今、すぐに『人とクマの関係』について、多方面からより多くの議論を始める必要がある。まずクマの生態を正しく理解するための研究を進め、『痕跡を残さない登山を普及させ、人とクマが共に暮らせる地域づくりの推進などが重要だ。」と指摘しています。

ちなみに、今回個体を発見し通報した住民には、捕獲作業にも協力したとして報奨金3000台湾元(約1万5000円)が支給されました。赤外線カメラの設置に1カ月以上協力すれば、さらに5000元(約2万5000円)が与えられるということです。

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