今日ご紹介するキーワードは「新年快樂」。
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新年あけましておめでとうございます。
2026年になりました。皆さん、今日はどのように過ごされましたか?
家族や親せきで集まって、みんなでおせち料理を食べたり、初詣に出かけたりして過ごした方が多いのではないでしょうか。
また「一年の計は元旦にあり」と言うので、今年の目標や計画を立てた方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて、台湾ではお正月と言えば旧正月「春節」がとても重要なため、この西暦の新年は1月1日のみがお休みです。
ですので、昨日(12/31)の大晦日もみんないつも通り仕事をしていましたし、明日(1/2)からも、もう通常通り仕事が始まります。
しかも、中華民国台湾では1月1日はお正月だからお休みというより、「中華民国開国紀念日」という祝日なんですよ。
ですが、台湾でもやはりこの西暦の新年には、今日のキーワード「新年快樂」という言葉をあちらこちらで耳にします。
この「新年快樂」、旧正月の時だけでなく、西暦の新年でも使われる言葉なんですが、日本語ではよく「あけましておめでとう」と訳されますよね。ただ実はこの言葉、年が明けてからだけでなく、年末から使われるんです。
日本では「あけましておめでとう」は年が明けてからの挨拶で、年が明ける前は「よいお年を」、「よいお年をお迎えください」などと言いますよね。
一方でこの「新年快樂」という言葉は、“年が明けた挨拶”というよりも“新しい年を迎えることをお祝いする言葉”。
そのため、まだ年が明けていない年末からもよく言われています。
私も台湾に住み始めたばかりのころ、年末、職場の同僚やご近所さんから別れ際に「新年快樂!」と言われたとき、「え?まだ年明けてないけど…」と心の中でツッコんでいましたが、ある時、台湾人の友人に聞いてみると、「年末にも使うんだよ」と教えてもらい、「あ!“新しい年を迎えること自体をお祝いする言葉”なんだ!」と気づきました。
だから、「年末だし、次に会うのは年明けかもしれない」─。
そんなタイミングで先に「新年快樂」というのはごく自然なことなんですね。
なので、それに気づいてからは、私も年末にも「新年快樂」と使うようになりましたし、日本語でこの言葉を紹介するときには、年末であれば「よいお年を」、年明けてからであれば「あけましておめでとう」という意味だよ!と伝えるようにしています。
ちなみに、「新年快樂」と言うのは年末年始のいつごろから、いつごろまでか、明確な決まりはありません。
日本と同じように、「次に会うのは年明けかな?」というときの別れ際や、年が明けて最初に会った時に言うのが一般的です。
ただ、お店などで店員さんから「新年快樂」と言われ始めるのは、新暦のお正月の方はクリスマスが明けたあと1週間くらいですが、旧暦のお正月の方は、お正月マーケット「年貨大街」が始まる旧正月の2~3週間前頃からよく耳にするようになりますよ。
なお、旧暦の正月「春節」はその年によって日にちが変わります。
時には西暦の年末年始と旧暦の年末年始が近い年もあって、そんな年は西暦の年明けの「新年快樂」を言い終わらないうちに、旧正月前の「新年快樂」がやってきます。
ちょっと混乱しそうですよね(笑)。
でも、「この間も言ったばかりだけどね~」なんて言いながら、年を跨ぐときのあいさつに「新年快樂」と言っていますよ。
今年の旧暦のお正月は2月17日と、少し遅めなのでそんな笑い話にはならなそうですが、この時期、もしお店などで「新年快樂」と声をかけられたらぜひ同じように「新年快樂」と返してみてくださいね。
ちなみに、台湾の人にとっては、旧暦の新年を迎えて初めて“新年を迎えた”という感覚。なので、今はまだまだ年末の気分で、これから多くの企業では忘年会が行われたり、年末ボーナスが支給されたりする時期でもあるんですよ。
日本人からしたら不思議な感覚ですよね。私自身も毎年、この西暦の新年から旧暦の新年を迎えるまでのおよそ1か月間が年末なのか年始なのかあやふやな状態で、毎年スタートダッシュを決めきれないままあっという間に過ぎ去っています。
なので、今年は、このお正月3が日のうちに、せめて今年の目標だけでも立てようと思います!