今週からは新たなアーティストです。伝統的な行事は旧暦でお祝いする台湾、お正月は新暦ですと2月17日、つまり今月、新暦の2月は台湾においては年末年始なんです。日本の皆様にも少し特別な気分を味わって頂きたい、ということで、日本でも大人気、台湾のみならずアジアの歌姫といえるテレサ・テンさんの楽曲をお届けいたしましょう。
おなじみのテレサ・テンさん、本日はキャリア初期のプロフィールをお届けしましょう。テレサ・テンさんは1953年、中部・雲林県で生まれました。お父さんは中国・河北省出身で、国共内戦のあと、国民政府と共に台湾にやってきた国軍の軍人、お母さんは中国・山東省出身です。
本名は鄧麗筠。しかし、ご近所さんが本来は「ユン」と読む、名前の二文字目を「チュン」と読んで居たため、のちにデビューする際、この呼び名をもとに、名前の二文字目を「君」の字にし、鄧麗君を芸名としました。
軍人家庭だった為、台湾各地を転々としましたが、1959年、お父さんが退役すると、現在の北部、新北市蘆洲区に引っ越します。子供の頃から歌のセンスが優れていたテレサは11歳の時、ラジオ局の歌のコンテストで優勝、その後、別のラジオ局で正式なレッスンを受け、トップの成績でこのレッスンを終えました。
当初は学校との両立を目指していたものの、14歳の時、休学、その後はレストランやホテル、キャバレーやナイトクラブなどのステージに立ち知名度を高めると、TVコマーシャルにも出演、軍での慰問活動も行っていました。
そして、1967年、レコード会社と契約、初めてのアルバムをリリースしました。その後、台湾初のカラー放送によるバラエティー番組の司会を務めたほか、テレビドラマの主題歌を歌ったり、さらには映画にも出演、歌手としてだけでなく、テレビや映画での世界でも活躍をしました。
本日は1967年にリリースされたデビュー・アルバム「鳳陽花鼓」の収録曲から「搖搖搖」と「歡樂今宵」をお送りしましょう。