伝統的な行事は旧暦でお祝いする台湾、お正月は、新暦ですと2月17日、つまり今月、新暦の2月は台湾においては年末年始なんです。日本の皆様にも少し特別な気分を味わって頂きたい、ということで、この2月は日本でも大人気、台湾のみならずアジアの歌姫といえるテレサ・テンさんの楽曲をお届けいたしましょう。
先週はキャリアの初期、レコードデビューまでのプロフィールをご紹介しましたが、今週は日本デビューまでの歩みです。1970年代初期、日本のポリドール・レコードは、新たな歌手発掘の為、音楽プロデューサーの佐々木幸男氏を東南アジアへ派遣、香港でテレサのステージを見て衝撃を受けた佐々木氏は、日本でデビューさせたいと感じます。そして、同社の舟木稔氏が何度も尋ね、日本行きに難色を示したお父さんの説得に成功したのでした。
そして、1974年、母親に付き添われ、日本へ向かい、正式にテレサ・テンという芸名をつけてもらいました。日本市場でのデビュー曲は10万枚あまりの売上に留まりましたが、7月にリリースした2枚目の「空港」が70万枚のヒットとなり、レコード大賞新人賞を受賞しました。
本日は翌1975年に香港でリリースされたこの「空港」の台湾華語版「情人的關懷」と、アン・ルイスさんの「グッバイ・マイ・ラブ」の台湾華語のカバー曲「再見我的愛人」をお送りしましょう。