北部・台北市の台北ドームでは、今月25日から明日28日までの間「2026年日台野球国際交流試合」が開催されています。日本プロ野球の福岡ソフトバンクホークスおよび北海道日本ハムファイターズが台湾にやってきており、台湾プロ野球の中信ブラザーズ、味全ドラゴンズ、そして第7回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて編成された台湾代表チーム「チャイニーズ・タイペイ代表(Team Taiwan)」とそれぞれ対戦しています。
若い選手たちが国際経験を積む絶好の機会となるだけでなく、野球を通じた国際交流の新たな一歩として台湾野球ファン、メディアからも大きな注目を集めています。
そして今回のナルワンアワーは、日本生まれの伝統的なスポーツ「柔道」を通した台湾と日本の交流をお届けします。
南部・高雄市の市立忠孝国中(=中学校)柔道部は旧正月期間の2月19日から2月24日まで日本・沖縄県を訪問し、沖縄県柔道連盟主催の「国際親善中学生錬成大会」に参加しました。沖縄の中学生と交流・切磋琢磨することで、生徒の国際的視野を広げるとともに、スポーツ分野における国際的な教育交流の成果を発信することが目的です。
忠孝中学柔道部は放課後のクラブ活動として運営され、生徒たちは学業との両面で優れた成果を上げています。
沖縄滞在中は、現地の中学校3校の柔道部を訪問し、週末には沖縄県内の中学生の選手との合同練習に参加。忠孝中学柔道部は、実際の合同稽古や技術見学、交流を通じて、生徒たちが異なるトレーニング文化や競技スタイルを体感することができたとしています。また、今回の渡航実現にあたり、台湾の格安航空会社「タイガーエア台湾」が往復航空便の手荷物および機内食の費用をサポートし、生徒たちの海外交流にかかる経済的負担を軽減。これにより、台湾の若い選手たちが国際舞台へ踏み出す後押しとなりました。
実は今月12日には、逆に高雄市を日本からある訪問団が訪れました。それは「熊本県議会台湾交流促進会」。同会の会長を務める藤川隆夫議員率いる訪問団は高雄市政府を訪れ、陳其邁・高雄市長と半導体、観光、教育、スマートシティ、直行便などの課題について意見交換しました。高雄市と熊本県は、2017年の友好都市協定締結以来、密接な交流を続けています。陳・市長は、藤川会長を「高雄の長年の友人」と称し訪問を歓迎しました。
高雄市議会の康裕成・議長は、2016年の熊本地震では、高雄市と、同じく南部の台南市から合計6,000万台湾元(約3億円)以上の義援金が集まり、康・議長は当時の高雄市長・陳菊氏や台南市長・頼清德氏とともに現地に赴き、支援を届けたことを紹介しました。

高雄市の市立忠孝国中(=中学校)柔道部は旧正月連休期間の2月19日から2月24日まで日本・沖縄県を訪問し、沖縄県柔道連盟主催の「国際親善中学生錬成大会」に参加した。(写真:高雄市の市立忠孝国中提供)