外国の観光客の方が台湾に来られるときよく訪れる観光スポットの一つとして台湾中部・南投県に位置する日月潭(サンムーンレイク)が挙げられます。日月潭は、台湾で最も大きな淡水湖、水深23.5m、標高749mのところにある深緑色の湖の美しさで多くの国内外の観光客を魅了しています。湖の北側が太陽「日」の形、南側が月の形をしていることから「日月潭」と呼ばれます。略称は明潭(日と月の合字で明)。この時期、日月潭を訪れると、きれいな桜の花が楽しめます。付近の九族文化村は夜桜も楽しめる桜名所です。
日月潭へ行くのが、これからはぐっと楽になります。乗り換えなしで行ける観光バスが登場したからです。車に乗って、のんびり景色を楽しむだけ。そんな便利な新ルートが今、注目を集めています。
南投県はこのほど、中部・台中から日月潭までの直行観光バス、「日月潭 FunTOUR 観光バス」の運行をスタートしました。
これまで日月潭に行こうとすると、車で行けば駐車場探しに苦労し、公共交通機関ではバスの乗り換えに追われることも少なくありませんでした。しかしこの新しい観光バスは、乗り換え不要で、まさに「乗ったらゆっくり休んで、降りたら景色を楽しむ」ことができる便利な路線です。
バスは朝8時45分、台中の干城バスターミナルを出発。途中、人気スポットの妮娜チョコレートキャッスル、紙教堂(ペーパー・ドーム)、桑心実験室(emoLab、コーヒーショップ)にも立ち寄り、その後、日月潭へ向かいます。紙教堂(ペーパー・ドーム)は、1995年の阪神淡路大震災後に建築家・坂茂氏が紙管(硬い紙の筒)を用いて神戸に設計した教会です。1999年の台湾大地震(921大地震)被災地への友情と復興支援の象徴として台湾中部・南投県埔里鎮に移設され、現在も「再建」と「癒やし」のシンボルとして再活用されています。
日月潭では、およそ3時間半の自由時間が用意されており、湖畔のサイクリングやロープウェーからの絶景、さらには遊覧船での湖上観光など、思い思いの過ごし方が楽しめます。
また、車内には多言語の音声ガイドも備えられているため、外国人観光客も安心して利用できます。
夕方6時50分には同じバスで台中へ戻ることができ、行き帰りともに乗り換えなしの便利な観光ルートとなっています。
(編集:王淑卿)