①「1951年」
中央気象署(気象庁)は先日、2025年12月から2026年2月までの気象データを発表、それによると、今シーズンの冬(2025年12月~2026年2月)の台湾全土の累積雨量は約158.4ミリで、1951年以来5番目に少なく、平年値(260.6ミリ)の6割程度にとどまりました。地域別に見てみると、西台湾の6カ所の主要観測所である北部・台北、新竹、中部・台中、南部・嘉義、台南、屏東県・恒春で累積雨量がそれぞれ1951年以来最少、つまり75年ぶりに少ないという結果に。今シーズンの冬の台湾は、西台湾が特に降水量が少なく、東台湾の雨量はおおむね平年並みであったことが判明したのです。
気象署はこれを受け、もともと年間を通じて降水量が比較的少ない春の時期に水不足を解消するのは難しいと強調。今後も水資源を大切にし、節水に努めるよう呼びかけています。
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②「47年」
台湾北部の空の玄関口、桃園国際空港は今年(2026年)2月26日で開港、つまりオープンしてから47年を迎えました。桃園国際空港を運営する「桃園国際機場公司(Taoyuan International Airport Corporation=桃園国際空港株式会社)」は先日、1979年の開港以来、台湾と世界を結ぶ中核的な玄関口として発展を続け、累計利用者数は9億人を突破したと発表。今後は空港内の施設やアクセスに必要な道路の整備に総額約7,724億台湾元(約3兆8,400億円)を投じる計画で、2045年に年間旅客数延べ8,380万人、貨物取扱量385万トンという目標を掲げています。
桃園国際機場公司は過去1年を振り返ると、インフラ整備と運用能力の両面で着実な進展があったと指摘しています。インフラ整備では、例えば、2027年の完成を目指す桃園国際空港第3ターミナル(T3)のうち、第2ターミナルのD10搭乗口から北側へ延伸する形でD11〜D18の8つの搭乗口が新設された北搭乗コンコースの試験供用が2025年12月1日に始まり、12月25日には正式に供用が開始されました。第3ターミナルの工事は、「北搭乗コンコース」と「本館ターミナルおよび南搭乗コンコース」の2つのパートに分かれており、先行して試験運用が始まったのは北側コンコースで、本館ターミナルと南側コンコースは2027年の完成を目標としているということです。
交通部(日本の国土交通省に類似)によると、第3ターミナル全体が完成後は空港全体の年間処理能力が8,000万人を突破すると見込んでいます。また、すでに複数の国際コーヒーブランドや飲食店が出店しており、搭乗前の時間をよりリラックスした気分で過ごせるよう配慮されたつくりとなっています。
運用能力の発展については、現在建設中の4キロメートルに及ぶ第3滑走路の工事による空港運営への影響を抑えるため、そして国際便の急速な回復に伴う飛行機の駐機需要の高まりに対応するため、今年1月30日に16機分の駐機スペースを確保できる臨時の駐機場を稼働させました。
第3滑走路に関しては、建設予定地にある600戸以上の住宅で住民の立ち退きが完了していないため完成時期が当初予定していた2030年から2032年に延期される見込みであることが明かされていますが、もし完成すれば、桃園空港の1時間あたりの離着陸能力が現行の50回から80〜90回に増加するとされています。
交通部は、台湾の玄関口を未来へ向けて着実に前進させるため、各種工事を今後も順調に進行させていき、アクセスの利便性向上だけでなく、物流の円滑化を実現することで台湾全体の経済発展に新たな原動力を注いでいきたいとしています。
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③「トップ250」
アメリカのニュース雑誌『Newsweek』は毎年「世界のベストホスピタルランキング(=良い病院)」を発表しているのですが、今年は「トップ250」が発表されました。今回は世界32カ国、2,500以上の病院を対象に何千人もの医療専門家を対象としたオンライン調査、患者の経験データ、病院の質など、広範かつ厳格な基準に基づいて評価され、選出された世界各地の250の病院のうち、台湾からは2つの病院が選ばれました。
そのうちトップ5の病院は以下の通りです:
1・台北栄民総医院(Taipei Veterans General Hospital)
台北市にある最も大きな国立病院のひとつ
:昨年208位から今年174位に大幅にランクアップ
2・国立台湾大学医学部附属病院(NTU Hospital)
:2023年以来再びトップ250入りし、今年は249位に
このランキングは今年で8回目の実施で、2023年から台湾の病院もトップ250に入り始めました。2023年は国立台湾大学病院が初めてランクイン、2024年と2025年は台北栄民総医院がトップ250に入っていました。今年は初めて2つの病院が同時にランクインしたということで、国際的な評価において台湾の医療機関の医療水準がさらに向上したことを示した結果となりました。